2020-12-20

観戦記

「人がなすことに味があり、それを人が感じていけるものならば、機械がどのように進歩しても存在価値を失うものではないと思う」

将棋世界1996年3月号、中野隆義さんの第45期王将戦七番勝負第2局観戦記〔谷川浩司王将-羽生善治六冠〕「知りてなお行きし」より。  1月22日。王将戦第2局の取材へと向かう新幹線の車中にて思う。仮に、コンピュータが棋士を凌駕する時代が来た...