末席幹事

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「将棋界の一番長い日」という言葉が初めて大々的に使われたA級順位戦最終局

将棋マガジン1994年5月号、池崎和記さんの「A級順位戦大盤解説レポート 関西将棋会館篇」より。 A級最終戦の人気はすごい。 今年は3月1日に行われたが、大阪での大盤解説会に365人のファンが集った。東京は400人を超えたそうだ。人口比率か...
インタビュー・対談

行方尚史四段(当時)「その頃は、カッコ悪いことがカッコいいんだと、なんか、僕自身、冷めた目で見ていたんです」

将棋マガジン1994年3月号、斉藤眞奈美さんの「オンナの直感インタビュー 行方尚史四段の巻」より。「将棋」に似合う歌は?と聞くと、♪吹けば飛ぶよな~、と、私の周りの人間は、たいてい、まずこの歌を口ずさみますね。将棋に縁のなかった私も、やっぱ...
自戦記

羽生善治四冠(当時)「この公開対局も今年で4回目になりました。実をいうと、私の公開対局での成績はあまり良くないのですが、その点を除けば賛成です」

将棋世界1994年4月号、羽生善治棋王(当時)の第19期棋王戦五番勝負第1局〔対 南芳一九段〕自戦記「矢倉で戦う」より。 今月は第19期棋王戦、南芳一九段との一戦からです。 私にとっては4回目の棋王のタイトルマッチ、そのうち、3回が南九段と...
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弦巻勝さんの「ぼくのアルバムから」(高島一岐代九段)

将棋世界1994年4月号、弦巻勝さんの「ぼくのアルバムから」より。 高島一岐代先生の想い出 今の自分を書くのは恥ずかしいなあ……昔の自分を書くのは尚恥ずかしいと思います。 高島先生を撮らせていただきに大阪へ行ったのは20年近く前になると思い...
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すぐに役立ちそうな関西流B面攻撃

将棋世界1994年4月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 in 関西将棋会館」より。 最終局を待たずして関西の個性派二人がめでたくそのハードルを超えた。 神崎健二。激戦区のC2を9戦全勝で昇級一番乗り。「緊張したのは対局前でした。勝っ...