末席幹事

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王位戦打ち上げ後の、気合いが入った徹夜麻雀

昨日の話の続き。 将棋マガジン1988年12月号、福本和生さんの「第29期王位戦を振り返る」より。 将棋界の七つの公式タイトルを二十代が独占したとき”若手の時代”という声が上がった。ひしめく俊才をみてみると、二十代どころか十代のタイトル保持...
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苦悶の中の佐藤康光四段(当時)

将棋マガジン1988年8月号、河口俊彦六段(当時)の対局日誌より。 王位リーグ最終戦 伊藤果六段-佐藤康光四段戦。  佐藤は横坐りになり、両手をたたみについて考えている。盤に近づけた眼はベソをかきそうだった。だれの目にも、追いつめられ、形勢...
観戦記

遠慮のない観戦記

将棋マガジン1988年8月号、二上達也九段の名人戦第5局(中原誠名人-谷川浩司王位)観戦記「中原、意地の巻き返し」より。 つい調子に乗って思いきったことをズバリ書いてしまうのが私の悪いくせ。その代わり、喋る方は遠慮がち。故・石垣純ニ先生に必...
日記など

王座戦第4局対局場「陣屋」

王座戦第3局は、神奈川県秦野市の「陣屋」で行われる。→中継 「陣屋」は鶴巻温泉にある将棋界でも有名な名門旅館で、鎌倉時代は侍所別当であった和田義盛の陣地だった。 鶴巻温泉は東京近郊にあり交通至便。 金曜日の夕方18:00に新宿を出発して、旅...
講座

深浦流マル秘上達法

将棋マガジン1992年8月号、深浦康市四段(当時)の「リレー講座 私のマル秘上達法」より。  読者の皆さん、こんにちは。  編集部からの依頼で、「上達法」を書いてくれとの事。  私は正直困りました。こちらが「上達法」を教えて欲しいぐらいです...