奨励会

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山崎隆之4級(当時)

将棋マガジン1993年4月号、「スポットライト奨励会」より。  ここ2、3年、やや小粒化した観のあった関西奨励会だが、久々に大物が現れたようだ。この山崎君、11歳(本誌発売時には12歳)という若さもさることながら、新入会後の星が◯◯◯◯●◯...
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家が遠かったにもかかわらず記録係を快く引き受けた三浦弘行三段(当時)

近代将棋1992年11月号、大野八一雄五段(当時)の「奨励会三段リーグ戦」より。  第11回三段リーグの最終戦が9月18日東京将棋会館にて一斉に行われた。  この日は、朝からNHK衛星放送のカメラが入った。  カメラが追いかけているのは伊藤...
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「鈴木大介三段は、仲間内のつき合いが良く人気者だ。野月浩貴初段、田村康介三段と仲が良いようだが、勝負となると意地の張り合いになる」

将棋マガジン1992年8月号、「たかが奨励会 されど奨励会」より。 鈴木大介三段 昭和49年7月11日生まれ。61年6月に研究会より6級で編入。血液型A型。  彼は、仲間内のつき合いが良く、人気者だ。  野月初段、田村三段と仲が良いようだが...
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深浦康市三段(当時)「必勝を期してと言いたい所だが、作戦を考える気力もなかった。もうどうでもよくなった」

将棋世界1991年11月号、深浦康市四段(当時)の「四段昇段を果たして 幸運だった最終日」より。 「行ってきます」  9月5日の朝、大きな声で家を出た。部屋の中央にある大きな写真。花村先生が笑っている。ちょっと頭を下げてみた。  家を出て駅...
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豊川孝弘四段(当時)「転機はある日突然に」

将棋世界1991年11月号、豊川孝弘四段(当時)の「四段昇段を果たして 転機はある日突然に」より。  平成元年6月、三段に上がった。二段に上がってから4年目、奨励会生活が8年9ヵ月なのでおよそ半分に当たる。何となく四段が見えてきたような気が...