将棋雑文

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広島の親分(最終章−最終回)

再び広島へ 広島へ出張で行ったのは、2004年9月17日。あれからちょうど6年経っている。 午後4時過ぎに仕事は終わった。時間に余裕があるので、広島の市街を歩いてみることにした。この辺に打越組の本拠地「紙屋町タクシー」が、この辺が山村組と打...
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棋士と雰囲気が似ている有名人(5)

これを書くと多くの佐藤康光九段ファンから猛反発を受けそうだが… 佐藤康光九段と故・横山やすしさん。
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広島の親分(最終章-4)

ある勇気の記録 同じ年の9月、私は広島へ出張することになった。朝、東京を発って名古屋、広島で打合せをして日帰りで東京へ帰るという強行軍。絶好の機会なので、高木さんに線香をあげに行くことにした。 出張の2週間前、ふと、ある絶版本を手に入れよう...
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広島の親分(最終章-3)

高木さんの死 2004年5月5日、湯川博士さんから、高木さんが亡くなったとの報せが入った。湯川さんには、日本将棋連盟から連絡が入ったらしい。享年83歳。 半年位前から、湯川さんに、高木さんの体調が思わしくないことは聞いていた。 3月に、ある...
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広島の親分(最終章-2)

湯川さんの持ちネタ 湯川博士さんの、原稿は、近代将棋の「アマ強豪伝」で4回に渡り掲載された。とても面白い内容だった。 広島から戻ったあと、湯川さんは飲んでいる席などで、同席している人達に広島での取材の模様を面白可笑しく語った。「雀荘で学生が...