振飛車党の古き良き時代

振飛車党の古き良き時代

早石田への疑問(3)

(昨日の、山本武雄八段の回答の続き) 私の研究はつぎの通りですが、これでいかがでしょうか。 △8八角成▲同銀△2二歩 △3七歩成を決行できないようでは、飛車の成られ損であるばかりでなく、気合にもおくれるうらみがありますが、それを含みに残して...
振飛車党の古き良き時代

早石田への疑問(2)

将棋世界昭和47年2月号の「将棋相談室」での相談は次の通り。 図は、ついさきごろ、私が友人と後手番をもって、早石田の戦法を用いて対戦したとき、つぎのような経過をたどって生じた局面です。(棋譜略) ▲4八銀の定法を無視して、▲2四歩△同歩▲同...
振飛車党の古き良き時代

早石田への疑問(1)

私は石田流が大好きでよく指しているのだが、一つだけ、相手に指されると悩ましい手がある。それは下図の局面での▲2四歩。 定跡書では、以下、△同歩▲同飛△3六歩▲同歩△8八角成▲同銀△1五角の王手飛車取りで、後手勝勢と解説されている。 しかし、...
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内藤九段の名講座(2-11)-振飛車党の古き良き時代(30)

昨日の続きの局面より。 ▲2四銀△同角▲4六角△3三銀▲3六歩 ▲3六歩は妙な感じのする手だが、△2二飛と引かれ△4六角と来られると、後手の有利な形で飛車交換となるので、▲3五まで歩を突いて、それを避けようという狙い。 以下、△4五歩▲5七...
振飛車党の古き良き時代

内藤九段の名講座(2-10)-振飛車党の古き良き時代(29)

昨日の続きの局面より。 以下、▲同飛△2四角▲2三歩△同飛▲3五銀△5一角打 ここから終わりまで、内藤八段の名文が続く。 「勢力としては後手方に銀の参加があり、場合によっては桂までとび出せる。それに引き換え先手は飛角だけで他の応援は望めない...