振飛車党の古き良き時代

振飛車党の古き良き時代

大野の中飛車(2)

今日は、昨晩の将棋寄席の二次会などで二日酔いになっているため、あらかじめ用意していた予定稿を。 振飛車名人、大野源一九段の名局シリーズ。 飛車使いの名人とも言われた大野九段だが、この一局では大野九段の飛車が縦横に走りまわる。目の覚めるような...
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大野の中飛車(1)

振飛車名人、大野源一九段の名局シリーズ。 この一局は、今月の将棋世界の久保利明棋王の講座でも取り上げられている。 1962年順位戦、大野源一八段(先手)-二上達也八段戦。 ▲5七銀型の大野流中飛車から5筋位取りの展開。 戦いは7筋へ。そして...
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升田流の妖術

先週発売の将棋世界で、1971年名人戦の升田式石田流が取り上げられていた。 今日は、1971年名人戦第7局が終わってから2局後の升田幸三九段の将棋を。 升田九段の、非常に不気味で大胆不敵な技が出てくる。 将棋世界昭和47年新年号、五十嵐豊一...
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大山の二枚腰

一昨日に続いて大山康晴十五世名人の話。 今日は、見るだけでイヤになるほどの、大山名人の二枚腰。 将棋世界昭和47年新年号付録「将棋千夜一夜」(全棋士が一人二頁で会心の一手または大ポカなどを載せていた)、加藤一二三八段(当時)の「思い出の一手...
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大山の四間飛車

昨日、四間飛車の話が出たので、今日は大山康晴十五世名人の四間飛車の妙技を見てみたい。 大山名人といえば四間飛車、四間飛車といえば大山名人という時代があった。 将棋世界1972年新年号付録「将棋千夜一夜」(全棋士が一人二頁で自慢の一手または大...