棋士のエピソード

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1988年の福島村日記

将棋ペンクラブ会報3号(1988年夏号)、故・池崎和記さんの「福島村日記」より。 池崎さんは後年、近代将棋で「福島村日記」を連載するが、この「福島村日記」はその第1回ともいうべき原稿。 某月某日  森信雄五段が憤慨している。中国語の語学勉強...
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ゲのゲの鬼太郎、など

元・近代将棋編集長の中野隆義さんから貴重なコメントを複数いただいているので、今日はその紹介をしたい。 ----- 芹沢博文九段、逝く(前編)へのコメント 芹沢流にはマージャンと碁でずいぶん可愛がってもらいました。 私めが大変に気に入っている...
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ザ・王将戦(大山王将の二上八段向け盤外作戦)

近代将棋2001年2月号、元毎日新聞記者の故・井口昭夫さんが王将戦の歴史を綴った「ザ・王将戦」より。 (ここまで大山康晴王将は5期連続、通算8期、王将位を守ってきた)  そんな大山も敗れる日がきた。昭和38年1月に始まった第12期王将戦で、...
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糸谷哲郎五段のデビュー戦

近代将棋2006年8月号、池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。 六段まであと1勝と迫っている糸谷哲郎五段のデビュー戦。  王座戦の井上-深浦戦と棋聖戦の橋本-糸谷戦を取材(週刊将棋の仕事)。前者は本戦の1回戦、後者は一次予選の1回戦だ。...
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三浦弘行八段の少年時代

将棋世界最新号の「棋士が聞くプロ対談」は三浦弘行八段と伊藤真吾四段。 とても面白い対談だった。 ところで今日は、1995年の三浦弘行五段(当時)インタビューから。 三浦弘行五段にとって初めての棋聖戦挑戦直前、この年は3連敗するが翌年再度挑戦...