棋士のエピソード 何気ない一日の、対局終了後の深夜 将棋世界1995年1月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 11時をすぎると、つぎつぎに勝負がついて行く。森けい二九段は富岡七段に粘り勝ちして順位戦初白星。前途がいっぺんに明るくなったはずだ。控え室に寄り、麻雀のメンバーを集める... 2014.07.19 棋士のエピソード
棋士のエピソード 「どうも行方君はボクに喧嘩を売ってるとしか思えないね」 将棋世界1995年1月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 夜になると控え室がにぎわい、継ぎ盤が二つになった。 その一方に小林五段が座り、今日の将棋を片っぱしから並べている。そのうち、中村八段対行方四段戦があらわれた。 中村君も... 2014.07.18 棋士のエピソード
棋士のエピソード 「天才羽生、四段に上がる」 将棋世界1986年2月号、「天才羽生、四段に上がる」より。 関東奨励会きっての逸材、と入会時から評判の高かった羽生善治(はぶ・ぜんじ)少年が、12月18日の例会で連勝、通算で13勝4敗の昇段点をあげて四段昇段を果たした。昭和45年9月27日... 2014.07.13 棋士のエピソード
棋士のエピソード 鈴木環那女流1級(当時)「師匠 原田泰夫九段を偲ぶ」 近代将棋2004年10月号、鈴木環那女流1級(当時)の「師匠 原田泰夫九段を偲ぶ」より。 7月11日、間質性肺炎にて81歳でご逝去されました。 一年程前から体調を崩されたとのことでした。まだまだお元気でこれからもご活躍されるとばかり思ってい... 2014.07.11 棋士のエピソード
棋士のエピソード 変に慰めない豊川孝弘四段(当時) 将棋世界1995年1月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 本欄では、新鋭をすこしでも多く紹介したいとの狙いもある。で、豊川四段対近藤三段戦(新人王戦)。 近藤三段は原田門下らしく、礼儀正しく快活だ。成績もだいたいよく、2、3年... 2014.07.09 棋士のエピソード