絶妙手

絶妙手

忘れ得ぬ妙手

将棋世界2005年2月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 本誌は2月号だが、今はまだ慌ただしい年の瀬だ。 一年の締め括りをどうしようかと愚考していると鮮烈な将棋の一場面がフラッシュバックする。 この思い浮かんだ局面を読者とともに堪...
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鈴木大介六段(当時)「今となっては深浦超合金は私の味方です」

将棋世界2003年2月号、神崎健二七段(当時)の「本日も熱戦関西将棋」より。1月17日 20時以降 棋士室には、多くの棋士が来ていたものの、関心は差の開いたモニターテレビではなくて、10秒将棋の勝ち抜き戦。 最初は三段二人で指していたところ...
絶妙手

森内俊之八段(当時)「はっきり言ってライバルである」

将棋世界2001年2月号の、アサヒスーパードライの広告「キレ味。この一手。 第5回 森内俊之八段」より。鋭く決める 前年度の竜王戦で中川大輔六段と対戦した。中川さんとは奨励会の級位者だった頃からずっとしのぎを削ってきた間柄で、四段になった棋...
絶妙手

森下卓六段(当時)の、次の一手のような手が連続する絶妙手順

将棋世界2001年4月号の、アサヒスーパードライの広告「キレ味。この一手。 第7回 森下卓八段」より。 平成元年、第2期竜王戦本戦で中原誠永世十段と対戦した。これに勝てばベスト4という大きな一番だが、ここまで私は中原先生に3局対戦して3連敗...
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佐藤康光九段の次の一手に出てくるような会心の絶妙手

将棋世界2001年11月号の、アサヒスーパードライの広告「キレ味。この一手。 第14回 佐藤康光九段」より。狙っていた一着 谷川浩司名人(当時)に挑戦した第56期名人戦。1勝2敗と黒星先行で迎えた第4局は、私にとって落とすことのできない一番...