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3分で理解できる大山将棋と升田将棋の違い

将棋世界2002年1月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。4図以下の指し手▲9七歩△3五歩▲同角△9七香成▲同香△同角成▲同桂△9六歩▲9八歩△3四香▲4五桂△3五香▲3三桂成△同金寄▲3五銀△3四歩(5図) ▲9七歩は至当だが、そ...
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将棋世界編集部(1982年当時)「本誌ではできない企画」

将棋世界1982年3月号、「メモ帖」より。本誌ではできない企画 1月上旬に出た週刊読売に1982年の各界受賞者予言が発表されていた。 文壇受賞者や囲碁タイトルと共に将棋六大タイトルの獲得者予想が掲げられていた。正月のお遊び的なものだが、目を...
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古き良き時代の雰囲気が濃厚なA級順位戦最終局

将棋世界1982年5月号、毎日新聞の加古明光さんの「名人戦挑戦リーグ最終戦(東京) 明暗3月15日」より。 東京・千駄ヶ谷、将棋会館の午前10時。どこか、いつもと違う雰囲気がある。3月15日。A級の最終日である。この日をきっかけに、各クラス...
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行方尚史六段(当時)「あんなもんか」

将棋世界2001年11月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 今、木村五段が将棋界に衝撃をあたえている。呆れるほど勝ちつづけ、竜王戦決勝まで勝ち上がったことも、もちろんある。加えて決勝第1局の、あの勝ち方が決め手だった。一手詰め...
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羽生善治五冠(当時)「3ヵ月もあれば藤井システムの対策はできる。けれど藤井さんもまた3ヵ月の間に新しい作戦を用意してくる」

将棋世界2001年3月号、加藤昌彦さんの「あほんだら、アウトロー 〔いつか会えたなら 羽生善治五冠〕」より。 そんな羽生に立ちはだかるのは、平成12年12月、第13期竜王戦の藤井猛だった。トラの子の竜王位を藤井が最強振り飛車で死守するか、あ...