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羽生善治五冠(当時)「さしさわりがあるので一寸待って下さい」

将棋世界1993年11月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 東京」より。 控え室は大入りで、めずらしく羽生君も姿を見せていた。  インタビューの帰りらしく、頭も奇麗に刈られている。  (中略)  控え室の主役であり、華でもある桐谷さん...
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内藤國雄九段登場

今日のNHK杯戦準決勝、郷田真隆九段-西川和宏四段戦の解説は内藤國雄九段。 内藤九段のNHK杯戦での解説は2011年9月4日以来。 内藤流の解説が楽しみだ。----- 将棋世界1990年6月号、脚本家の石堂淑朗さんがホストの対談「石堂淑朗の...
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谷川浩司竜王(当時)「どういう意味じゃ!」

将棋世界1993年2月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 大阪」より。  12月某日、ここはとある神戸のスナック。普段はマジックなどやって、女の子とワイワイしゃべっている私だが、どうも最近は調子がイマイチ。というのも、カラオケで練習を...
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有史以前の出来事

将棋世界1993年8月号、東公平さんの巻頭エッセイ「生みの親より育ての親」より。 せがまれて 蝉を伏せけり 夏帽子  揺られゐる梢の鳥や青嵐       木村義雄  昭和14年夏の句会で滝井孝作が「夏帽子の句は子煩悩の人柄がみえる」とほめて...
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上座を譲られたのが祟った対局

とにかく面白い。 将棋世界1993年9月号、前田祐司七段(当時)の「待ったが許されるならば・・・」より。 昭和49年に昇段して以来、間もなく棋士生活20年になります。そろそろくたびれてきたのか、ここ数年は苦戦の連続。年間にふたけた勝つのも容...