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苦悶の中の佐藤康光四段(当時)

将棋マガジン1988年8月号、河口俊彦六段(当時)の対局日誌より。 王位リーグ最終戦 伊藤果六段-佐藤康光四段戦。  佐藤は横坐りになり、両手をたたみについて考えている。盤に近づけた眼はベソをかきそうだった。だれの目にも、追いつめられ、形勢...
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羽生善治六冠(当時)の危険物安全週間ポスター

将棋マガジン1995年8月号、将棋連盟ニュースより。羽生竜王・名人が危険物安全週間ポスターに  危険物の保安に関する意識の高揚・啓発を図って、毎年6月第2週の「危険物安全週間」に配布・掲示されるポスターに羽生善治竜王・名人が起用された。本誌...
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棋士が通った喫茶店(経堂 いまあじゅ)

将棋世界2002年4月号、田丸昇八段(当時の編集長)の編集後記より。 今月号表紙には、今期順位戦で昇級一番乗りを果たし、1年で見事にA級復帰した島朗八段に登場してもらいました。そのグラビア取材は小田急線・経堂駅近くの喫茶店「いまあじゅ」で行...
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森けいニ九段「いいよ、かかってきなさい」

将棋マガジン1995年3月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。 順位戦の後、森けいニ九段と小林健二八段が少しお酒を飲んで棋士室に戻ってきた。 小林「さあやろか」(といって駒を並べはじめる) 森「じゃあ15分切れ負けね」 小林「1...
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東海の若大将

故・板谷進九段の温かさ。 将棋世界2002年4月号、杉本昌隆六段(当時)の「四段昇段の一局 初心を忘れずに」より。 奨励会、三段の頃の思い出は尽きない。今から思うと滑稽なことも多いが、それでも当時は精一杯その時を生きてきた。  三段になって...