読む

読む

泉正樹六段(当時)「続・さわらぬ彼に不満あり」

将棋世界1994年4月号、泉正樹六段(当時)の「後手必勝 急戦矢倉」より。 恋は一種のゲームとよく耳にする。 将棋同様、押したり引いたり相手に歩調を合わせる柔軟な大局観が必要とか。 私の場合、戦略があまりに単調なため、相手に狙い筋を簡単に読...
読む

千駄ヶ谷を走る羽生善治四段(当時)

羽生善治二冠の高校生時代の微笑ましい一シーン。将棋マガジン1991年6月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:羽生善治 独り立ちの勲章」より。 私が最初に羽生の対局を観戦したとき、羽生は高校の一年生だった。記録をみると、四段昇段後の48局目、それ...
読む

清水市代女流初段(当時)「アタリィー!」

将棋マガジン1993年3月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳」より。 第一回レディースオープン・トーナメントは、注目の”大型新人”、清水市代女流初段(現女流王将)が決勝戦に進出した。相手は中井広恵女流名人。 女流プロは対戦中、絶対といっていいく...
読む

1993年の駒音コンサート

将棋世界1994年2月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時」より。 棋士の多くは元来酒が好きか、先輩に酒を鍛えられたか、いずれにしても酒に縁がある。 それに伴って覚えるのがカラオケ。歌である。勝負に勝って歌い、負けて歌い。駒音コンサート...
読む

泉正樹四段(当時)「さわらぬ彼に不満あり 完結編」

将棋世界1994年3月号、泉正樹六段(当時)の「後手必勝 急戦矢倉」より。 時は13年前の1月11日、場所は将棋連盟近くの「もみじ」という品の良い雀荘。この頃は麻雀も一種のブームだったようで、将棋関係者が入れ代わり立ち代り席を陣取った。 そ...