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羽生善治三冠(当時)の初めての同世代タイトル戦対決

近代将棋1993年9月号、高林譲司さんの第34期王位戦七番勝負第1局〔羽生善治三冠-郷田真隆王位〕観戦記「郷田と羽生の王位戦はじまる」より。 羽生善治竜王がいよいよ王位戦に登場してきた。 昨年まで、王位戦ではリーグにすら入ったことがなかった...
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羽生善治三冠(当時)「面白いとも言えるし、くたびれるとも言える」

将棋マガジン1993年9月号、羽生善治三冠(当時)の「今月のハブの眼」より。 6月は梅雨の季節。 うっとうしい天気が続いています。先日も雨の日、道路を歩いていると、後ろからクルマがやって来ました。 よけようとして、道路の端に寄ったのですが、...
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羽生善治三冠「おかしい、絶対におかしい」

将棋マガジン1993年8月号、羽生善治三冠の「今月のハブの眼」より。 5月と聞いて連想するものは、ゴールデンウイーク、5月病、梅雨が近づいて来た、などなどですが、最近、一つ気づいたことがあります。 それは、鯉のぼりを見かけなくなったのです。...
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羽生善治棋王(当時)防衛の夜に届いたバラの花束

将棋マガジン1993年6月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳」より。 棋王戦五番勝負の最終局を観戦した。羽生善治三冠王の対局を見るのは、羽生が挑戦者になった前々期の同じ五番勝負以来だから、ちょうど2年ぶりのことである。 たまに将棋会館で顔を合わ...
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「ことしの正月、植山家に森内俊之六段と佐藤康光六段が遊びにきた」

将棋マガジン1993年7月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:中井広恵 ママさん棋士の正念場」より。アルコール抜きの団欒 毎日新聞夕刊の将棋欄に、よく棋士の自戦記が載る。なかには、将棋の内容にまったく関係のない自戦記もあって、これが、なかなかお...