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暗闇に消えた羽生善治五段

とても印象的な作品。 近代将棋2001年2月号、故・池崎和記さんの「私を変えたこの一手 浦野真彦七段の巻」より。  昭和63年11月―。羽生善治とのC級1組順位戦を控えた浦野真彦は、対局前日になっても作戦を決めかねていた。  鳴り物入りでプ...
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ザ・王将戦(王将戦スポニチへ)

近代将棋2001年2月号、元毎日新聞記者の故・井口昭夫さんが王将戦の歴史を綴った「ザ・王将戦」より。  昭和51年7月、将棋連盟と朝日新聞の名人戦交渉が決裂した。大山名人は毎日新聞を訪れ「名人戦を引き受けてほしい」と打診した。  当時、毎日...
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ザ・王将戦(王将戦陣屋の段)

近代将棋2001年2月号、元毎日新聞記者の故・井口昭夫さんが王将戦の歴史を綴った「ザ・王将戦」より。 名人に香を引いて指す、故郷を出たときの誓いが今実現されようとしているのに、升田幸三八段の心は晴れなかった。  昭和27年2月17日夕、升田...
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怪物とプリンス

羽生善治二冠も”怪物”と呼ばれている時代があった。 将棋マガジン1990年1月号、巻頭グラビア「第2期竜王戦第3局 立ち上がれ、羽生よ!」より。(顎に扇子を押し付けて考える羽生挑戦者の写真) どうも今シーズン、らしさが見られない。さすがの怪...
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ザ・王将戦(山田道美八段の「大山は田舎将棋」)

近代将棋2001年2月号、元毎日新聞記者の故・井口昭夫さんが王将戦の歴史を綴った「ザ・王将戦」より。 大山からタイトルは奪えなかったが第15期、山田道美八段の挑戦は話題になった。二上王将を翌年に指し込んで借りを返してからの大山はさらに一段と...