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運の良い棋士とそうでもない棋士(前編)

近代将棋1995年3月号、中井広恵女流名人(当時)の「棋士たちのトレンディドラマ」より。  棋士の中にも、勝負強い人間と勝負弱い人間、又、運が良い人とそうでない人がいる。  運が良い人間では、一番に林葉直子の名前を挙げたい。  彼女は呆れる...
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相手のミスを突いて攻める習性

将棋マガジン1995年10月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。☆体重 福崎八段「鹿野さん、体重なんぼ?」 タマ「エッ!? それはその・・・・・・」 阿部六段「女の人ってだいたい50kgはないでしょう」 タマ「ズキッ。平藤さんよ...
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棋士室の財布

将棋マガジン1995年10月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。☆財布(棋士室にて) タマ「あれ、こんなところに財布が落ちてる。もらっとこかな」 奨励会員「それは、多分置いてるんやと思いますよ」 タマ「そう? どれどれ、お、結構...
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加藤桃子1級

NHK将棋講座2006年11月号、青野照市九段の「将棋よもやま話」より。 スターというのは突然出現することが多い。東京・渋谷の東急将棋まつりが行われていた夜、パソコンでヤフーのニュースを見ていたら、突然、将棋の話が大きく出ていたので驚いた。...
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佐藤康光王将(当時)「我が将棋感覚は可笑しいのか?」

将棋世界2002年6月号、佐藤康光王将(当時)の特別寄稿「我が将棋感覚は可笑しいのか?」より。  事の発端はこうだった。  ある対局の後、若手棋士とも交流のある知人と飲んでいる時、仰天の事を言われた。 「君は本当に中終盤の力で勝つね」  エ...