読む

読む

「ことしの正月、植山家に森内俊之六段と佐藤康光六段が遊びにきた」

将棋マガジン1993年7月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:中井広恵 ママさん棋士の正念場」より。アルコール抜きの団欒 毎日新聞夕刊の将棋欄に、よく棋士の自戦記が載る。なかには、将棋の内容にまったく関係のない自戦記もあって、これが、なかなかお...
読む

佐藤康光六段(当時)「何年か経ったら、また行きたくなるかもしれませんが、いまは行く気しないですね」

将棋マガジン1993年8月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:佐藤康光 書斎派青年モロッコを行く」より。 名人戦第4局を取材に行った。尾道市の南端のベラビスタ境ガ浜には、1日目の午後5時ごろに着いた。さっそく控え室をのぞく。モニターに盤面が映っ...
読む

『大山康晴全集』では詳しく解説されているけれども『升田幸三選集』では割愛された大山-升田戦

将棋マガジン1993年7月号、東公平さんの「升田幸三物語」より。 升田が1勝3敗とカド番に立たされた第18期名人戦。第5局は昭和34年6月11・12日の両日、東京の「羽沢ガーデン」で行われた。「あそこは大山の牙城だからな」 そんなことは言っ...
読む

郷田真隆王位(当時)「以下、泣きたくなるような手順が続き、普段ならすぐ投了となるところが、しばらくすると頑張る気になってきた」

将棋世界1993年5月号、郷田真隆王位(当時)の「昇級者(C級2組→C級1組)喜びの声」より。運が良かった昇級 棋士になって3年目の順位戦。 昨年、一昨年と昇級を目指したものの、それぞれ6勝4敗、5勝5敗と昇級にはほど遠い成績で内容的にもあ...
読む

佐藤康光六段(当時)「そろそろ気持ちを引き締めねば、と思っていますが順位戦で昇級するという事はこういう状態になるのかな、とも思っている今日です」

将棋世界1993年5月号、佐藤康光六段(当時)の「昇級者(C級1組→B級2組)喜びの声」より。本物の余裕を 私は四段に昇段する時は4番連続昇段の一番(今のように三段リーグの制度がなかった)、C2からC1に昇級した時は6番手からのキャンセル待...