読む 谷川浩司竜王・名人(当時)「21歳の時よりも確実に強くなっているはずなのに、名人どころか挑戦者にもなれない。意識すればするほど遠ざかってしまう。これが名人位の重みなのだろうか」 十七世名人の資格を獲得した谷川浩司竜王・名人(当時)の思いが語られる。将棋世界1997年8月号、谷川浩司竜王・名人の特別寄稿「責任の重さ」より。 5月30日、名人戦第5局2日目、夕食休憩。 私は優勢を確信していた。 このまま最善手を続ければ... 2021.05.13 読む
読む 羽生善治五冠(当時)「私も対局をしながら『衛星放送で解説している人達は困るだろうなぁ』と思っていました」 近代将棋1997年8月号、中井広恵女流五段(当時)の「棋士たちのトレンディドラマ」より。「いったい何を考えているのだろう」 衛星放送をご覧になって、そう思われた方も多い筈。 名人戦第5局で、羽生名人が2手目から33分の長考。つられたように3... 2021.05.10 読む
読む 佐藤康光八段(当時)が驚いた中村修八段(当時)の不思議流の一手 将棋世界1997年8月号、佐藤康光八段(当時)の第38期王位戦〔対 中村修八段〕自戦記「経験が生きる」より。 将棋は私の先手。中村八段は変幻自在な「不思議流」と呼ばれる棋風で何をやられるか全く見当が付かなかった。 中村将棋は時折面白い着想を... 2021.04.26 読む
読む 内藤國雄九段「逆転の悪手はあっても逆転の妙手はあり得ない。あらかじめ潜んでいる妙手を見つけて勝つ。それは逆転ではなく、順当勝ちというべきだ」 将棋世界1997年6月号、内藤國雄九段の第55期名人戦第1局〔谷川浩司竜王-羽生善治名人〕「女神を迷わせた熱戦より」。 幸運の女神は誰にも公平に微笑みかけるもので、本人がそれに気がつくかつかないかの違いなんだという考え方もある。 もしそうだ... 2021.04.22 読む
読む 木村一基四段(当時)「ああ、やっと上がった」 将棋世界1997年5月号、木村一基四段(当時)の四段昇段の記「やっと」より。 前期上がれなかったのは悔しかった。愚かなことに開幕5連勝してもう昇段も同然、と思ってしまった。恥ずかしいことにのぼせ上がっていた。 僕の子分であるN月君(仮名)が... 2021.04.19 読む