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中井広恵女流五段(当時)「奨励会での経験は他の何にも変えられない私の財産。四段になれなかったのは残念だけど、またちゃんと別に目標ができたから」

近代将棋1997年2月号、中井広恵女流五段(当時)の「棋士たちのトレンディドラマ」より。  今月は私自身の奨励会時代の事を書かせていただこうかと思う。  私は昭和58年に奨励会に入会した。当時は入会希望者が多くて、東西合わせて100人以上が...
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佐藤康光八段(当時)「さすがに気が滅入るが、なにか良い厄払いの方法はないものだろうか」

将棋世界1997年1月号、佐藤康光八段(当時)の第68期棋聖戦〔対 内藤國雄九段〕自戦記「内藤自在流に完敗」より。  今月は棋聖戦二次予選の内藤九段との一局を振り返ってみたい。  リーグ入りの大きな一番である。  私が大阪に遠征しての対局で...
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藤井猛六段(当時)「同じ人に3連覇されてはいけないと頑張りました。これまでの新人王は大体独身でしたが、私は結婚してからなり、照れくさい気がします」

将棋世界1997年2月号、「インフォメーション」より。  第27回新人王戦で、2連覇中の丸山忠久六段を破って初優勝した藤井猛六段の表彰式が11月26日、東京・新宿区の「日本青年館」で行われた。表彰式は囲碁の新人王の高尾紳路五段と同時に行われ...
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平野広吉七段「いつかは自分の系統から名人を出したい。この気持ちを引き継いで後進を導いてくれ」

将棋世界1997年11月号、田辺忠幸さんの「師と弟子の物語 平野広吉先生の思い出 六段 所司和晴」より。 「知る人ぞ知る」という言葉がある。手元の辞書を引いてみたら<一般の、大部分の人には知られていないけれども、ある一部の人は、その値打ちを...
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5,500人を超える来場者があった「将棋の日」イベント

将棋の日は、江戸時代に将軍の前で御城将棋が行われた日を記念して制定された。 御城将棋自体は三代将軍徳川家光の時代から始まっているが、「御城将棋の日」として制度化されたのは八代将軍吉宗の時から。 * * * * * 将棋世界1997年1月号、...