読む 「佐藤康光みたいに、こんなところで2時間も考えられないよ」 将棋マガジン1991年2月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 C級1組順位戦の6回戦が行われていて、対局室は朝から緊迫の気がみなぎっている。これはオーバーな表現でなく、今日あたり大勢が色わけされる山場なのである。 そのせっかくの雰... 2019.06.07 読む
読む 「村山聖五段が最近変わった、という話を耳にした」 将棋マガジン1991年5月号、「公式棋戦の動き 新人王戦」より。 村山五段が最近変わった、という話を耳にした。 村山と言えば、超一流のフロ嫌い、と知る人ぞ知るである。 それがこのところ、週に一度は髪を洗っているという。(これは大変なことなの... 2019.06.05 読む
読む 森信雄五段(当時)「あれはあかん、将棋を指す気がのうなってしもうた」 将棋マガジン1990年8月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 昨年の今頃は、新人類棋士の活躍が期待されたものである。 その中で、羽生は期待通り、トップまで昇ったが、佐藤(康)、村山、森内は、どうもパッとしない。特に、村山の順位戦負... 2019.06.03 読む
読む 一年で一番贅沢な控え室 将棋マガジン1991年5月号、バトルロイヤル風間さんの「将棋リングアウト 一年で一番ぜーたくな控室」より。 将棋界の一年で一番長い日―将棋界での一年で一番ぜいたくな日―A級順位戦最終日を、控え室ですごしてしまおうという将棋ファンならヨダレを... 2019.06.01 読む
読む 「金曜日とあれば、タクシー事情は最悪である。仕方なく将棋会館に戻ると、羽生、脇、屋敷などが残っていた」 将棋マガジン1991年3月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。12月21日 大山の現状は(順位戦の話だが)あらためて説明するまでもない。この日、対南戦が行われるが、もし負ければ絶望的である。この一戦こそ見逃せない。午後3時 棋士室に... 2019.05.31 読む