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深浦康市四段(当時)「当たらない……。50題近くの設問のうち数題しか当たらなかった」

将棋世界1996年2月号、深浦康市五段(当時)の「兵法に学ぶ勝つためのヒント」より。  古今東西、受けの達人と言えば、一人しか思い当たらない。大山康晴十五世名人である。  自分との直接の対局がなく、その技を間近で体感できなかったのは残念な限...
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小林宏五段(当時)「プロに山イモ掘りを習いに行かないか」

将棋マガジン1995年3月号、富岡英作七段(当時)の「富岡流、気合の中盤術」より。  本誌の原稿の締め切りは早い。3月号を師走に書いているのである。あれこれ考えていると、本物の山イモのお歳暮が届いた。  山イモに本物とニセ物があるのかなどと...
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谷川浩司王将(当時)の読めば必ず強くなれそうな講座

近代将棋1994年1月号、谷川浩司王将(当時)の「寄せを極める」より。  新年号から1年間、終盤の講座を担当する事になりました。  終盤戦は、将棋の中で一番難しく、また重要な分野ですが、自玉を詰められるまでに相手玉を詰める、という目的がはっ...
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目の前で天ぷらの油が燃え上がっている時に、台所にある消火器を使うのではなく、物置に置いてある消火器を取りに行くような絶妙手

近代将棋1993年9月号、五十嵐豊一九段の「手の見つけ方、考え方」より。 「遊びゴマ」とは、盤上にあって、活躍できないでいるコマのことである。このようなコマをこしらえて、形勢が有利に展開するわけはない。常に遊びゴマを作らぬよう心掛けるだけで...
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村山聖五段(当時)の振り飛車講座(5)

将棋マガジン1991年12月号、村山聖五段(当時)の連載講座「ダイナミック振り飛車戦法」より。  どうも僕は音楽大好き人間らしく、朝起きるとミュージック、寝る前にもミュージックという感じです。  なんでも聞きますが、ポップス系やバラードの物...