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村山聖五段(当時)の振り飛車講座(4)

将棋マガジン1991年11月号、村山聖五段(当時)の連載講座「ダイナミック振り飛車戦法」より。  昔、私は努力をしていれば必ず夢は叶うと思っていました。  しかし月日は流れ、この世には、どんなに思いを寄せても実らない事があると分かりました。...
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「将棋は一手負けだろうと、大差負けだろうと、王様を素抜かれようと、すべて負け、つまり相手に負けるということは、ひょっとしたらオレはこいつより劣っているのではないだろうか。頭の片隅に疑念が浮かび、あなたのプライドが即座にそれを否定しにかかりますが……」

なかなか攻撃的な講座。 近代将棋1991年1月号、小野修一七段(当時)の「仕掛けのタイミング」より。  さてさっそくですが、あなたが世の中で一番口惜しいことは何でしょう。人によって千差万別、もしサラリーマンなら上役に威張られるとか、同僚に出...
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中村修七段(当時)の非常に説得力がある講座

非常に説得力があるとともに、心がけることができれば勝率アップは間違いないかもしれない、と思える講座。 将棋世界1990年7月号、中村修七段(当時)の「プロのテクニック」より。  今任意に選んだプロ棋士10人に、ある大差の局面から指してもらう...
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「関係ないことですが、女性に対し、最近の私は、この▲5一角のようにはっきりしない手を選んで、失敗の連続」

将棋マガジン1991年1月号、泉正樹六段(当時)の「囲いの崩し方」より。  4図は、互いに竜を作り、寄せの構図をどう築くかという局面。  ここで、▲7三竜や▲9一竜と桂香を取る手は、次に厳しい手もなく、後手を安心させるだけ。  それに、玉が...
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油断一秒地獄絵図

将棋マガジン1991年1月号、泉正樹六段(当時)の「囲いの崩し方」より。  さて、本題に入る前に、勝つための重要な一つの要素を考えてみます。  当然のことながら、将棋は相手と一手ごとに指し進める訳ですから、なかなか思い通りには行きません。 ...