随筆 屋敷伸之六段(当時)の同窓会 将棋世界1993年8月号、屋敷伸之六段(当時)のリレーエッセイ「待ったが許されるならば・・・」より。 「もしもし、俺だけどわかる」 先日、こんな電話がきた。名前はMと言うのだが、しばらくは誰からの電話だったのかわからなかった。なぜなら、... 2014.01.28 随筆
読む 「森内名人の力戦振り飛車で勝とう」 将棋世界2003年3月号、森内俊之名人の「一手啓上」より。 昨年の10月からNHK将棋講座で講師を担当している。将棋番組に対局者やゲスト解説者として出演することはあっても、自分で番組を持つのは初めてなので、とても新鮮な気持ちである。 講... 2013.10.03 読む随筆
随筆 「後でゆっくり切り刻んでやる。納屋に放りこんでおけ」 将棋世界1991年5月号、内藤國雄九段のエッセイ「名人」より。 映画や物語に出てくる主人公は容易なことでは殺られない。 端役はいとも簡単に消されてしまうが、主人公は絶体絶命のピンチに陥っても殺されることがない。 「後でゆっくり切り刻ん... 2013.08.25 随筆
随筆 先崎学五段(当時)を飲みに誘った羽生善治棋王(当時) 近代将棋1991年8月号、弦巻勝さんのグラビア「B級1組(6月7日午後9時頃)」より。 棋士達の命を切りつめる順位戦がまた始まった。C2クラスは一局負けても順位によっては上がれない。先崎はその初戦に負けた。「もう僕の一年が終わりました」。... 2013.05.13 随筆
随筆 人懐っこい屋敷伸之棋聖(当時) 近代将棋1997年10月号、故・団鬼六さんの鬼六面白談義「棋聖戦、終わりぬ」より。 棋聖戦の場合は前夜祭という派手なものはなく、関係者一同の会食会とか、控え室でくつろぎと歓談会みたいなものがあるだけだったが、私はそんなものには出席せず、円... 2013.04.01 随筆