観戦記

観戦記

強手、驚手、恐手

とても絶妙手には見えない絶妙手が連発する。1998年将棋ペンクラブ大賞観戦記部門大賞の、甘竹潤二さんの観戦記[1997年A級順位戦、加藤一二三九段(先)-中原誠永世十段]より。最終選考会では「加藤一二三という風変わりな棋士の挙動が目に浮かぶ...
観戦記

佐藤康光九段を語った名文

ダンボール箱から出てきた本の中にはNHK将棋講座1998年8月号もあった。ちょうど佐藤康光名人誕生の時だった。そこには佐藤康光九段を語った最高の文章が載っていた。河口俊彦七段「ザ・棋界」より抜粋。-----佐藤は典型的な秀才であり、エリート...
観戦記

ゼニになる将棋(後編)

1974年度A級順位戦、升田幸三九段(先)-大山康晴九段(棋聖)戦の最終回。東公平さんの「名人は幻を見た」、ゼニになる将棋より。(太字が東公平さんの文章)-----升田九段からの詰めろに対し、大山棋聖が△1二角と打った局面。終盤に近いので駒...
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ゼニになる将棋(中編)

昨日に続き、1974年度A級順位戦、升田幸三九段(先)-大山康晴九段(棋聖)戦。東公平さんの「名人は幻を見た」、ゼニになる将棋より。手とともに、二人それぞれの会話や行動が絶妙。(太字が東公平さんの文章)-----▲5二歩成に△5六歩。「えら...
観戦記

ゼニになる将棋(前編)

升田幸三九段が7局中5局升田式石田流を採用して大山康晴名人と激闘を繰り広げた1971年の名人戦終了後、この二人の対局は2局しか行われていない。今日から3日間、そのうちの一局を紹介したい。1974年度A級順位戦、升田幸三九段(先)-大山康晴九...