読む 三浦弘行五段(当時)「いや、それは内緒です。言うと、みんなが真似しちゃうでしょ」 NHK将棋講座1996年8月号、畠山直毅さんの「羽生七冠王に挑んだ挑戦者たち」より。 「羽生さんが強いと感じなかった。僕が弱すぎただけです」 去年の棋聖戦で羽生に3タテを食った直後、三浦弘行五段は力強くこう言った。このときの棋聖戦も、終盤... 2021.02.03 読む
読む 「退室する際に三浦が間違えて羽生の草履をはいていってしまうハプニングがあったが、これはご愛嬌。ここは作戦の岐路で、三浦の頭は局面のことで一杯だったのだろう」 将棋世界1996年8月号、巻頭グラビア「雪辱に燃える三浦、快心のスタート」より。 羽生善治棋聖に新鋭の三浦弘行五段が挑戦する第67期棋聖戦五番勝負は、6月18日、兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」にて行われた第1局で開幕した。 淡路島は... 2021.02.02 読む
読む 村山聖八段(当時)「彼はボールに魂を込めて投げる印象がある。今でも思い出すと、胸に熱いものを感じる」 将棋マガジン1996年7月号、村山聖八段(当時)の「リレー出題 懸賞 次の一手」より。 私は広島カープのファンだが、最近カープ総集編というビデオが発売された。まだ見てはいないがとても楽しみにしている。 カープにはいろいろな名選手がいた。... 2021.01.31 読む
読む 森内俊之八段(当時)「頭の中で、ガーンと音がしました」 近代将棋1996年8月号、米長邦雄九段の「米長さわやか流対談、この一局」より。聞き手は福本和生さん。 米長 銀波荘での名人戦第5局の2日目の夕食休憩の局面、A図をご覧ください。羽生名人が▲2一馬と指したところです。 この局面が今期名人戦第... 2021.01.30 読む
読む 内藤國雄九段「普通の棋士は、対局が終わると目が充血するものだが、羽生君の目は美しいまでに澄んでいる。なぜあんなに澄んだ目をしているのか」 NHK将棋講座1996年8月号、畠山直毅さんの「羽生七冠王に挑んだ挑戦者たち」より。 名人戦が終わった。「最強の挑戦者」と目された森内俊之八段は、1勝4敗、中盤の形勢だけなら、逆に4勝1敗でもおかしくはなかった。 第5局の直後、羽生七冠... 2021.01.28 読む