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郷田真隆六段(当時)「この頃の対局では、遅刻や、或いは時間ぎりぎりに入室したりということが多い自分自身を律する意味で、和服で臨んだ」

将棋世界1996年5月号、郷田真隆六段(当時)の昇級者喜びの声〔C級1組→B級2組〕「ベストを尽くすこと」より。 C級1組での順位戦も今期で3期目。 前2期はいずれも8勝2敗で、昇級戦線には絡んだものの今一歩届かなかった。 今期の目標も勿論...
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屋敷伸之六段(当時)「毎年、この時期になると、やるせなさというか、せつなさというか、そういったものを感じてしまう」

近代将棋1996年5月号、屋敷伸之六段(当時)の「本筋の序中盤戦」より。 毎年、この時期(3月)になると、やるせなさというか、せつなさというか、そういったものを感じてしまう。 私のことでいえば順位戦。毎年、みんな上がっていくナと他人のような...
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「その第一報を知らせてくれたのは、名人挑戦者になった森内俊之八段」

近代将棋1996年5月号、大矢順正さんの「棋界こぼれ話」より。 3月7日の午後、伊藤果七段の自宅に「サクラ咲く」の知らせが届いた。(最近はほとんど無くなったが、以前は合格通知は「サクラ咲く」だった) 伊藤門下の一番弟子の堀口一史座くんが、三...
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森内俊之八段(当時)「伊藤先生、まだ詰将棋、お持ちなんでしょう。これから場所を変えて佐藤君と2次会をやりましょう」

将棋マガジン1996年5月号、青島たつひこさんの「佐藤康光&森内俊之のなんでもアタック」より。 今回の「なんでもアタック」は、将棋ファンの頂点に立つプロ棋士と(それも佐藤康光新八段と森内俊之八段というとびっきりのプロ)、詰将棋の世界ではトッ...
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「なに言ってるの、この人羽生さんでしょ」

将棋マガジン1996年5月号、駒野茂さんの「羽生七冠王知名度チェック」より。 今、”羽生善治”という名前は将棋を指す人や将棋雑誌を見ている人だけでなく、一般的に知られるようになった。テレビや新聞、情報誌などで数多く報道されたのがその要因だ。...