読む

読む

面白くない本

将棋世界2002年10月号、堀口一史座朝日オープン選手権者(当時)の自戦記「モーメント」より。 私は本もいろいろ読むが最近読み始めた本はサルトルの「嘔吐」だ。サルトルのことは少ししか知らなかったが、なかなか面白いことを言っているとは、前から...
読む

阪田流一手損△2二飛戦法

将棋世界2002年10月号、内藤國雄九段と谷川浩司九段の対談「われら阪田三吉の系譜に感謝と誇り」より。内藤 私が、阪田さんが優しいなあと思うところはね、大事なお客さんには、たとえば角落ちで初手△2二飛と回るんです。「これが阪田流や」と言って...
読む

窪田ワールドのあけぼの

「東海の鬼-花村元司九段棋魂永遠記-」より、中野隆義さんの「一代の勝負師」(近代将棋1985年8月号)より。 ある奨励会員がいた。花村門の一人なのだが、序盤がからきし下手で、定跡に詳しい敵に当たっては常に大苦戦を強いられていた。 見るに見か...
読む

羽生善治王位・棋聖と渡辺明竜王・王座

昨日の王座戦第3局は、渡辺明竜王が勝って王座を獲得した。→棋譜結果は渡辺竜王が3連勝でストレート勝ちだったが、各局とも内容的には僅差。特に、第2局と第3局は、渡辺竜王ファンから見たら、胃の痛い時間が午後早くから終局直前まで続いたのではないだ...
読む

木村一基八段の最も印象に残る一手

近代将棋2005年10月号、加藤昌彦さんの「運命の一手」より。木村一基八段の最も印象に残る一手。木村一基の魅力は強靭な粘りである。少しくらい苦戦でも、絶対に諦めないで、相手にじわっとプレッシャーを掛け続ける。そうするうちに形勢の差が縮まると...