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八方桂1枚が(大駒1枚+香車1枚)の手合

将棋マガジン1992年10月号、「将棋おもしろ雑学事典」より。◯八方桂 八方桂(1図)は、駒落ちの四枚落ちと同じように飛角香を落として並べ、八方桂側を先手とする。 普通のルールと違い、先手の桂は八方にとぶことができ、チェスのナイトの性能と同...
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二上達也九段「今にして思えば大山康晴十五世名人と私の勝負付けがすんだのは、たった一手の△7三金引にあった気がする」

将棋マガジン1992年10月号、二上達也九段の「棋譜にみる大山康晴像」より。 大山十五世名人のご冥福を祈りつつ大山将棋の神髄を語らねばならない。はたして私にその資格があるかどうか疑問に思うが、最も充実した時期を知るものとして、及ばずながら玄...
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「さて現在305勝の羽生善治棋王が大山の記録を破るには年平均40勝ペースで、29年かかる。その時羽生は50歳だから、かなり現実味があるとみられる」

将棋マガジン1992年10月号、「将棋おもしろ雑学事典」より。1.大山のタイトル獲得は80回 大山康晴十五世名人 80 中原誠名人 64 米長邦雄九段 18 谷川浩司竜王 16 加藤一二三九段 8(1992年7月20日現在) タイトル獲得数...
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「羽生棋王、佐藤康六段、村山六段がクラス以上に強い、といってしまえばそれまでだが、この結果を見ても番狂わせと思われない現状の方がすごい。若手の勢いが実力者に位負けしない時代になったのだろう」

将棋世界1992年10月号、「第5期竜王戦」より。 竜王戦決勝トーナメント準々決勝で中原名人、米長九段、高橋九段という名人A級が枕を並べて討ち死にした。 一時代前には大先輩の前に座ると目がくらんで実力の半分も出せず、気がついたらボロボロとい...
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森雞二九段「オレの弟弟子なんだ。まだダメな所も多いし、弱いけどいいヤツだ。応援してやってくれよ」

近代将棋1992年9月号、弦巻勝さんの「スター棋士になれるか 郷田四段追っかけ印象記」より。 四段になりたての郷田を初めて見た時は、なんだかひ弱そうな子供だなあという印象だった。 私の親友でもある森雞二九段に聞くと「オレの弟弟子なんだ。まだ...