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国技館に8,000人が集まった第1回「将棋の日」

将棋世界1976年1月号、山本享介(天狗太郎)さんの「すばらしきかな祭典 ー第1回『将棋の日』の集いー」より。〔8,000人の集い〕 11月17日。空は澄み切っていた。 午後2時、東京・蔵前の国技館に着いたとき、長蛇の列が巨大な建物を取り巻...
インタビュー・対談

杉本昌隆六段(当時)「双方秒読み、延々続く泥仕合、相手が羽生、という極限状態の中で、自分の中に眠っていた何かが引き出されたのかもしれませんね」

将棋世界2004年3月号、元NHKアナウンサーの中林速雄さんの「棋士たちの真情 明日は今日より強くなれる―杉本昌隆六段」より。 実際、杉本六段は30歳前後から強さを発揮し始めた。平成10年、NHK杯と銀河戦で準決勝まで進出。14年、朝日オー...
将棋雑文

「森雞二九段のプロ棋士五十周年を祝う会」に参加する

11月11日に日本青年館ホテルで「森雞二九段のプロ棋士五十周年を祝う会」が開催された。→5月に引退の森九段 夢は「プロのギャンブラーに」!?(スポニチ)この会は、森雞二九段の弟弟子の郷田真隆九段が諸々を取り仕切り実現された。--------...
観戦記

羽生善治竜王(当時)「でかしていませんね」

棋譜の解説が主体だが、非常にわかりやすく、なおかつ対局者の心理や考えていたことが見事に描かれている観戦記。将棋世界2003年4月号、片山良三さんの第52期王将戦七番勝負第3局(佐藤康光王将-羽生善治竜王)観戦記「幻の妙手」より。 角換わり腰...
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真部一男八段(当時)「読者は名棋士と聞いて誰を想像しますか」

将棋世界2004年6月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 読者は名棋士と聞いて誰を想像しますか、20代や30そこそこではピンとこない、やはりある程度の年輪が必要でしょう。 勝負にギラギラしたタイプではなく、名利に活淡で人柄は飄々と...