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郷田真隆九段の想像もつかないような超本筋の一手

将棋世界2003年1月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 特別対局室では、もう一局あって、棋王戦の島八段対郷田九段戦。ベスト4入りの一戦だ。これがおもしろい展開で、中盤では島有利と思えた場面があったが、2図は優劣不明。 という...
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「棋譜を見ただけでは絶対に知り得ない、生きた勝負を知る上での貴重な話」

将棋世界2002年12月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 新人王戦は木村一基六段が2勝1敗で鈴木大介七段を降し、見事前年度準優勝のウップンを晴らした。 8月某日、手合課から連絡があり第1局の立会人をやらないかとの打診。 勝ちまく...
タイトル戦の食事

第58期王位戦第2局対局場「ホテル日航福岡」

羽生善治王位に菅井竜也七段が挑戦する王位戦、第2局は福岡市の「ホテル日航福岡」で行われる。→中継「ホテル日航福岡」は、JR博多駅から徒歩3分のシティホテル。〔ホテル内のレストラン〕「ホテル日航福岡」内のレストランと昼食向きメニューは次の通り...
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「藤井猛九段に驚きの気配があらわれている」

将棋世界2002年12月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 A級順位戦の様子がおかしい。第4回戦の佐藤対三浦戦が、お伝えした通りの一方的な将棋。その後、青野九段対森下八段戦、羽生竜王対島八段戦も同じで、みな王手が1回もかからな...
棋士のエピソード

中原誠十六世名人「あっちは方角が悪いからやめました」

将棋世界1982年12月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 相手の中原だって、かなりの映画ファンだ。これもまた今期の王位戦がらみの話だ。中原が無冠になった翌日の午後、連盟の近くの寿司屋に寄ったら、中原の弟弟子の田中寅彦六段がいた。そんな...