棋士のエピソード

新幹線の同じ号車に乗っていた加藤一二三九段と神吉宏充六段(当時)

将棋世界2001年6月号、加藤一二三九段の連載自戦記「棒銀一筋」より。 私は3月24日、新幹線の「のぞみ」に乗って小倉に向かっていた。ところが、3時27分頃地震のために「のぞみ」が三原駅の近くで停車した。少し時間がたったところで、同じ号車に...
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対局者の郷田真隆八段(当時)と検討陣の先崎学八段(当時)の火花散る感想戦

将棋世界2000年12月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 大広間ではB級1組順位戦が2局戦われている。熱戦を期待される、郷田対三浦戦は、ここで三浦七段が勝てば、昇級はほとんど確定か、という一局だ。勢い盛んな者の将棋は常に出来...
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観戦記

羽生善治五冠(当時)「白鳥に餌をあげて来ました」

将棋世界2001年1月号、読売新聞の小田尚英さんの第13期竜王戦〔藤井猛竜王-羽生善治五冠〕第3局観戦記「祭りの途中」より。 経費精算や切符の手配など、東京での煩雑な事務作業から逃れるようにして北海道音更町の会場にたどり着く。と、彼方には冠...
観戦記

「丸山忠久名人30歳。謎の男」

将棋世界2001年6月号、米長邦雄永世棋聖の第59期名人戦〔丸山忠久名人-谷川浩司九段〕七番勝負第1局観戦記「激辛流の真髄を見た」より。 21世紀に入っての新年度は名人戦で幕があく。その第1局の観戦記を書けという田丸昇編集長の依頼である。こ...