自戦記 大山康晴十五世名人のほとんど遠慮のない棋士紹介 将棋世界1979年1月号、大山康晴十五世名人の「棋譜で綴る半生記 充実のとき」より。 加藤博二八段は、私と同年で、誠実な人柄は仲間の信頼も厚く、”博ちゃん”の愛称で呼ばれている。棋風も好守にバランスの取れた大型だが、おてんとうさまは意地わる... 2016.08.19 自戦記
読む 「あの藤井君がこんなに立派になるなんて・・・」 将棋世界2000年4月号グラビア、第12期竜王就位式『21世紀も竜王で…』より。 藤井猛竜王の就位式が1月24日、東京・丸の内のパレスホテルで行われた。式には関係者ら約200人が出席した。 藤井竜王には竜王推挙状の他、秩父宮さま寄贈の竜王杯... 2016.08.18 読む
読む 昭和の雰囲気濃厚な対局室 将棋世界1979年9月号、日刊ゲンダイの大石征史さんの「第2回オールスター戦終わる」より。7月20日 雨は対局開始の午前10時を過ぎると間もなく降りはじめた。雨脚は繁く、対局室の硝子戸越しにいつも見えている新宿の高層ビルが、今朝は雨中に姿を... 2016.08.17 読む
読む 「しかし、形は変わっても、哀歓を感じさせる場面はまだ残っているのである」 将棋世界1999年9月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 将棋界の勝負には因縁がからむからおもしろく、それはどの棋士にもある。 今期竜王戦で活躍している木下(浩)五段は、次に井上八段と対戦するが、この二人にも、ちょっとした因縁... 2016.08.16 読む
読む 「名人が丸山君に兄貴分らしく振るまうなど、この二人が気の合う仲間だとはじめて知った」 将棋世界1999年9月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 さて、この日は注目の対戦が2局ある。一つは、佐藤名人対丸山八段戦(王座戦)で、名人位を防衛して気をよくしている名人に、今が絶好調、今期(4月)になって負けなしの10連勝... 2016.08.15 読む