随筆

浦野真彦六段(当時)の「待ったが許されるならば……」

将棋世界1994年8月号、浦野真彦六段(当時)のリレーエッセイ「待ったが許されるならば……」より。 徹夜で麻雀をして、通勤ラッシュに逆らって帰る。マンションの入口で顔見知りの奥さんが数人立ち話をしている。制服を着た子供も一緒だ。どうやら幼稚...
奨励会

兄弟子同士、弟弟子同士が親友

郷田真隆王将の2000年の著書「実戦の振飛車破り」より。 伊藤能四段はユーモアのある、とても楽しい先輩だ。 私の兄弟子である田畑良太さん(指導棋士四段)と親友で、私が伊藤さんの弟弟子である先崎学四段と親友という関係もあって、何度か一緒に飲み...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(6月20日)

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読む

「棋士のハートには『順位戦命』の彫り物がある」

将棋世界1992年11月号、奥山紅樹さんの「棋士に関する12章 『順位戦』」より。「それがどんな勝負であれ、金(対局料、賞金など)のデカさを争う将棋のプレッシャーは大したことがない……年間わずか10局の順位戦にこそ、真のプレッシャーがある。...
棋士のエピソード

将棋界の初代番長

将棋世界1988年10月号、駒野茂さんの「関東奨励会レポート」より。 最近、少しずつだが頭角を現して来たのが三浦1級だ。62年7月入会から8月25日までの成績は51勝28敗。順調な足取りで昇級している。8月25日の例会では、「あれ、9勝3敗...