棋士のエピソード

「そうか、みんな羽生の将棋以外は……」

将棋世界1995年1月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 プロ将棋は因縁を引きずっているところが興味深い。木村対升田、升田対大山、中原対米長といった対決は、エピソードがからんでいるからおもしろい。 ところが、谷川対羽生、羽生対...
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凄絶なタイトル戦二日目22時

将棋世界1986年2月号、故・山田史生さんの「十段戦5、6局盤側記 白熱の戦い、両者譲らず」より。この期の十段戦は米長邦雄十段-中原誠名人戦。山田史生さんは当時の読売新聞の十段戦担当。 さて、第6局は舞台を東京に戻し、対局場は芝の「東京グラ...
棋士のエピソード

何気ない一日の、対局終了後の深夜

将棋世界1995年1月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 11時をすぎると、つぎつぎに勝負がついて行く。森けい二九段は富岡七段に粘り勝ちして順位戦初白星。前途がいっぺんに明るくなったはずだ。控え室に寄り、麻雀のメンバーを集める...
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棋士のエピソード

「どうも行方君はボクに喧嘩を売ってるとしか思えないね」

将棋世界1995年1月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 夜になると控え室がにぎわい、継ぎ盤が二つになった。 その一方に小林五段が座り、今日の将棋を片っぱしから並べている。そのうち、中村八段対行方四段戦があらわれた。 中村君も...