随筆

米長邦雄名人宅の新年会

将棋世界1994年3月号、弦巻勝さんの「ぼくのアルバムから」より。 米長邦雄名人宅の新年会に出席、と言っても3時すぎからの宴会の部だ。 午前中は若手の生きのいいところと50歳名人のぶつかり稽古。いま流行の研究会とは違う。僕は研究会やコンピュ...
自戦記

米長邦雄九段(当時)に「連盟一の研究男」と言われた森下卓六段(当時)

将棋世界1992年7月号、米長邦雄九段(当時)の王位戦リーグ〔森下卓六段-米長邦雄九段〕自戦記「米長玉で千日手」より。 森下君は4月に入ってからやや対局過多気味で、本局の頃は8日間で6局という超ハードスケジュールであった その前の超多忙男・...
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将棋関連書籍amazon売上TOP25(4月5日)

amazonでの将棋関連書籍売上TOP25。オール・イン ~実録・奨励会三段リーグ価格:¥ 1,337(税込)発売日:2014-03-123月のライオン 9 (ジェッツコミックス)価格:¥ 525(税込)発売日:2013-09-27将棋世界...
自戦記

森内俊之五段(当時)「将棋史上に残る一手と言われた▲9六歩を羽生五段(当時)に指された時と同じような気分だった」

森内俊之五段(当時)が語る森下卓六段(当時)の将棋の真髄。将棋世界1992年1月号、森内俊之五段の第22回新人王戦第2局〔森内俊之五段-森下卓六段〕自戦記「異次元の将棋」より。 新人王戦の相手に森下六段が決まって、この作戦をたてた。序盤巧者...
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順位戦が終わった夜と早朝のホストクラブ

将棋世界1996年3月号、先崎学六段(当時)の「先崎学の気楽にいこう」より。(昨日のブログ記事の翌々年のこと)1月某日 順位戦で桐谷六段と対戦した。千日手指し直しの末、どうにか勝つことができた。あと二番である。 将棋連盟を出たのは午前2時半...