私は7種のゲーム全ての経験はあるが、この日はラミィキューブとCACOMOに集中しようと思っていた。ラミィキューブは湯川さんの家で何度かやっている。麻雀と七並べを合わせたようなゲームで、かなりハマる。CACOMOはやったことはないが、ホームページですぐルールを覚えることができたので、囲碁食わず嫌いの私もやってみようという気になった。
(ルールがわからなくともスタッフや参加者がその場で教えてくれるので、誰でも全てのゲームができる)
知り合いの方々もいたので、まずは4人でラミィキューブ。湯川家でやるときは、酒を飲みながらタバコを吸いながらなのだが、ここではそういうわけにもいかない。一人が抜けると初対面の方が入ってきたりして楽しい雰囲気。数回やったのだが一位は取れなかった。
湯川恵子さんは厨房でサンドイッチを作っている。ハムチーズサンドやハムレタスサンドなど、参加者も喜んで食べている。私もいただいた。とても美味しかった。
少しブラブラしてからCACOMOへ。
CACOMOは8×8盤の変則リレー碁ともいえる。a1からh8までのカードがあり、自分の持っているカードの升目にしか石を置けない。4人のゲームで、対面同士が同じチームとなる。囲碁のルールを覚えるにはとても良いと思し、カードの配られかたによっては囲碁の強い人が勝つとも限らない。CACOMOは思った以上に面白いゲームだった。勝ったのは1回だけだったが。
会場には、囲碁の女性プロ棋士も何名か応援に駆けつけていた。
その中の、ある女性棋士の顔を見たとき、私は反射的に「後ろめたい気持ち」というか「お詫びをしたい気持ち」になった。
つづく