独善的に解釈してみる―分析を試みる(2)

以下、分析は地域、血液型、星座に進むのだが、血液型を見るとどうも偏りがありそうなので、母集団がどういう構成比になっているのかを把握した上で比較してみたい。

母集団の構成比は発表されていないので、一番文中に出てくることが多そうな「日本」で検索したケースを母集団としてみる。「日本」は450万記事。ついでに「囲碁」18,000記事、「オリンピック」42万記事も追加。将棋は45,000記事。

[男女比率]  将棋    日本    囲碁   オリンピック

男性       68%   50%   63%   45%

女性       32%   50%   37%   55%

[年代比率]  将棋    日本    囲碁   オリンピック

10代未満    3%    4%   12%    4%

10代      27%   19%   22%   21%

20代      21%   30%   25%   31%

30代      25%   25%   13%   26%

40代      16%   11%    4%   10%

50代       3%    5%   12%    4%

60代以上    5%    6%   11%    4%

将棋の特徴的な傾向は、他に比べ10代、40代の比率が高く20代の比率が低いということ。

この理由を推測するに、私の経験から独断的に述べてしまうと「男は恋が始まると、趣味としての将棋への興味が減退する」ことが大きな要因なのだと思う。

20代は恋愛の機会が多い。もちろん30代以降になってからの恋愛の機会も多いが、統計的には20代の恋愛のほうが多いはず。

私もそうだったが、恋愛してそれが成就し、結婚なりそれに近い状態になって落ち着いた頃から、再び将棋を趣味とすることができた。

だから、30代で他の比率に追いつき、40代でリードする。

ただし、これは私の体験だけに基づくことなので、あくまで解釈の一つの考え方としてとらえていただければと思います。

つづく