「鉄道マニアの聖地」とは、鉄道模型で有名なカトーの「ホビーセンターカトー東京」。
2階が展示コーナー、3階が販売コーナーになっている。正門入口には京浜急行のかなり旧式な車両が設置されている。
まずは、2階展示コーナーへ行く。様々な模型車両や巨大ジオラマが展示されている。例えばEF65 1000番台前期形と、EF65 1000番台後期形。私にはほとんど見分けはつかないが、このへんのキメの細かさがマニアを感動させるのだろう。海外からの引き合いも多いようだ。私も子供の頃はタミヤの戦車のプラモデルが大好きだったが、今でもマニアだったなら、最強の戦車といわれたドイツのキングタイガー・ヘンシェル砲塔、およびほとんど試作版となってしまったキングタイガー・ポルシェ砲塔両方を買わなければ気が済まなかっただろう。
タミヤは1946年創業、サトー(株式会社関水金属)は1957年創業。私はもはやプラモデルマニアでもなければ、元々鉄道マニアでもないが、両社とも世界に誇れる素晴らしい会社だと思う。
フロアは、親子連れや単身の鉄道模型マニアなどで賑わっている。バトルさんも何か熱心に見ている。
3階販売コーナーへ移る。私は2階は何度か見たことはあるのだが3階は初めて。ここで驚いたのは、ジオラマ用の「街路樹」「紅葉の街路樹」「地方銀行の支店」「古びた料理店」「駅前のビル」なども売られていること。直接的には「物凄いマニア向けなんだろうな」と思いつつも、間接的にはとても気持ちがよくわかる。趣味とはこういうものだと思う。将棋も同じこと。だから楽しい。
つづく