将棋まつり  

今日から、ハリウッド版ハチ公物語である映画「HACHI 約束の犬」が公開される。私は1987年に「ハチ公物語」を観ているが、大いに泣けたものだ。

そのハチ公の地元、渋谷の東急百貨店東横店で東急東横店将棋まつりが8月10日から12日まで開催される。

また、 8月13日から16日までは、京急百貨店・上大岡店で「京急将棋まつり」が、8月12日から16日までは大阪の近鉄百貨店阿倍野店で「近鉄将棋まつり」が開催される。

毎日、豪華な参加棋士。席上対局、指導対局、サイン会ほか、将棋大会などが催される。

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私にとって生まれてはじめての将棋まつりは、小学生の頃の仙台の藤崎デパートで行われたイベントだった。

席上対局は、仙台出身の大友昇七段(森九段、郷田九段の師匠)と塩釜出身の中原誠五段の戦い。

会場では棋士の写真も展示されていた。私が最も驚いたのは升田幸三九段。それまで升田九段のことを知らなかったが、写真を見ただけで将棋がとても強そうな人に感じた。大山名人も強そうに見えたが、それ以上に凄く思えた。

NHKをみて、花村元司八段(当時)の顔もすぐに覚えてしまったが、升田九段と花村八段は、当時の小学生からすれば想像を絶するほどの個性派棋士だった。

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東急東横店将棋まつりは、1998年までは「東急将棋まつり」として東急百貨店日本橋支店で開催されており、1999年の日本橋支店閉店に伴い東横店へ移されることになった。

日本橋支店は永代通りの一等地にあった。1997年前後、永代通りに面した山一證券、三洋証券、北海道拓殖銀行(東京本部)が破綻して、永代通りは縁起が悪いと言われていた時期があり、東急百貨店日本橋支店閉店が最後のダメ押しとなった。

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ところで東横店将棋まつり、私がもし行けるようなことがあったら、次のコースをたどってみたい。

○昼食

新宿中村屋 (将棋まつりの上のフロア)

ここのカレーは絶品。中村屋の創始者が、インド独立運動に関わったインドの青年をかくまったことから伝授された骨付きチキンカレーで、カレーが美味しいのはいうまでもないが、食べる直前、鶏肉から小骨を取り除いているときのワクワク感がたまらない。私は、全ての鶏肉の全ての骨を取ってから食べ始めることにしているので、5分間ワクワクしていることになる。インドカリーまたは、ヨーグルトとトマトの成分が多くやや酸味のある「コールマンカリー」がお勧め。

○午後3時

銀座 立田野 (将棋まつりの上のフロア)

甘味の名店。かき氷マニアである私は、氷イチゴ一筋。

○テイクアウト

まい泉  (東横のれん街)

まい泉といえば「かつサンド」。

○夕食

麗郷

台湾料理の老舗。値段が安くメニューも豊富。腸詰、焼ビーフンが欠かせない。

また、渋谷といえば、鯨好きな方にはくじら屋がお勧め。