バトルロイヤル風間さんと10時間飲む(1)

昨年の9月、バトルロイヤル風間さんと10時間飲むという出来事があった。今年もやってみようと、バトルさんと8月8日12:00に京成立石駅で待ち合わせた。

降りたことのない駅で降りて飲むシリーズ第二弾も兼ねており、バトルさんからの提案で、京成立石がフォーカスされた。

京成立石へ向う途中、酒井法子容疑者の記事を読むために報知新聞を買う。数あるスポーツ紙の中から報知新聞を選んだのは、唯一将棋の観戦記が載っているから。この日は湯川恵子さんによる女流名人位戦 中井広恵女流六段-井道千尋女流初段戦だった。

それにしても酒井法子ファンにとっては耐えられないような事実が次々と出てきている。足首上のTATTOOなど、今まで業界内でオフレコとされてきた情報が事件になると一気にオープンされてしまう。(ちなみに私は菊池桃子ファン)

さて京成立石、事前に調べると

もつ焼きの店が多い→宇ち多観戦記

若鶏半身から揚げ鳥房観戦記

・呑んべ横丁→写真集

・串揚100円ショップ→串揚観戦記 

など、かなり個性的な名物店が揃っている。

この日のバトルさんは麦藁帽子とリュックサックで山下清画伯風。

前回10時間飲んだときの経験から、昼食は本格的に食べようということで、駅から7分ほどの「洋食工房ヒロ」へ向う。

「洋食工房ヒロ」の主人は浅草の老舗「洋食 ヨシカミ」で13年間修行したという実力者。

店内は明るい雰囲気で、レトロな映画のセットのような京成立石駅前とは対照的。

ビールとワイン、そしてバトルさんはハンバーグと海老フライの盛り合わせ(980円)、私はポークソテーセット(950円)を注文する。

ランチタイムなのでメニューは限定されたが、結論を先に書くと、今度は夜に行ってみたいと思うほど素晴らしい店だった。

ポタージュスープはオーソドックスで濃厚、付け合せのポテトサラダは、ポテトサラダが苦手な私でも何個でも食べられそう、キャベツとドレッシングの調和も絶妙。何より驚いたのがナポリタン。このような理想的な味のナポリタンに出会ったのは初めてかもしれない。

このように細かい部分にまで行き届いた仕事がなされている店であるから、メインの料理が美味しくないはずがない。

バトルさんとは、朝のジョギング、深浦康市王位の似顔絵、山崎隆之七段の似顔絵、ネコ山一門の話など。

店を出たあとは、腹ごなしに駅周辺を探訪することにした。

駅の南側の商店街や飲食街は、下町っぽいような、築地の魚市場の場内の店の並びのような雰囲気。惣菜店が多く活気がある。

まだ陽は明るいので、開いている居酒屋は1~2軒でどの店も満員。

駅の北側の呑んべ横丁にも行ってみる。どの店もまだ開店していない。ここは昔の香港の裏街のようなイメージで昭和20年代のままなのかもしれない。貴重な場所だと思う。

駅前に戻って、串揚100円ショップを発見。しかし開店は夕方から。

他の駅へ移動することにする。

次に向うは、やはり降りたことのない「京成小岩」。

つづく