昨日行われたNTTル・パルク杯第2期天河戦Cブロックは、松尾香織初段、渡部愛ツアー女子プロ、小野ゆかり女子アマ王位が予選通過。
ネット中継を担当した「蝶結」記者のコメントが、異様に面白い。
棋譜解説のわかりやすさもさることながら、決して不自然ではないヘビーでディープな表現。
全盛期のプロレスの実況アナウンサーに通じるものがあるかもしれない。
「渡部TJPはブレザー&スカートの制服姿。中に一枚薄手のセーターを羽織り寒さ対策も万全。
紺のハイソもしっかり付けて、これぞ乙女の戦闘服」
「島井初段は白のワンピに暖かそうなベルベット地のジャケット。胸元に光る小粒のパールのネックレスは大人の装い。土佐の娘も、今ではすっかりTOKYOスタイル」
「渡部TJPは手元にあるミッキーのハンカチを時折握りしめる。パワーをもらって、夢の王国を築きたい」
「バッサリと行く強気な島井初段の攻め。土佐のおなごは、こぎゃんとやるぜよ」
「この金上がりが、穴熊へのプレリュード」
「次は自然な桂の活用。
中倉宏美二段は特に横顔美人、という声を耳にする。
その美貌に見とれていると、中継がおろそかになりそうだ」
「聞こえるか聞こえないかの「うーん」という声に、悩める中倉宏美二段の心境が垣間見える」
「打ち込む手つきも、チェスクロックを叩く音もひときわ大きく。高らかに歌い上げる終盤のアリア」
「打ちおろすように桂。怒涛のフィナーレに向うか」
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「蝶結」記者が今後どのような芸域を見せてくれるのか、とても楽しみだ。
(この記事は、今日のもうひとつの記事との関連はありません)