昔から少しだけ心に引っかかっていることがあった。
それは、1972年頃の将棋世界や近代将棋に掲載されていた浅田飴の広告。
つぎの一手!!
― まず浅田飴 ―
というコピーの横に次の図面が載っている。
後手番の次の一手になると思うのだが、当時どんなに考えても答えがわからなかった。
今見ても、適当な手が浮んでこない。
単なる飾りとしての図面なのか、恐るべき次の一手が隠されているのかがわからない。
浅田飴を食べれば解けるという感じでもなさそうだ。
私のように、37年間もこの浅田飴の広告のことが気になっている人間もいるので、広告としては大成功だったのかもしれないが。