竜王戦第5局は、敗勢に見えた羽生善治名人が徐々に盛り返したが、▲9七角以降の踏み込みの良さを見せた渡辺明竜王が勝って3勝2敗とした。渡辺竜王のニョロニョロした2枚竜の動きが物凄く印象的だった。
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今回の昼食は、1日目が渡辺竜王「親子丼」、羽生名人「オムライス」。
昼食予想は、1日目の渡辺竜王の「親子丼」が当たっただけだった。
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今日は、渡辺竜王の2日目の昼食「木の葉丼」について考えてみたい。
「木の葉丼」は、玉子丼に薄く切った蒲鉾を加えたもの、あるいはカツ丼や親子丼の豚カツや鶏肉のかわりに薄く切った蒲鉾を入れた丼ということができる。
主に近畿地方におけるメニューで、好みによって椎茸や青ネギが入る場合もあるという。
私は一度も食べたことがないので、一度試してみたいと思うメニューだ。
私が生まれた宮城県は、Wikipediaによると蒲鉾の生産量・消費量が最も多い県とされている。
名物は「笹かまぼこ」。
しかし、宮城県では「木の葉丼」は一般的ではなかった。
東京でも「木の葉丼」は一般的ではない。
もう一方の蒲鉾の雄、小田原を調べてみた。
ある蒲鉾店のホームページに「木の葉丼」のレシピが載っていた。
しかし、それは本場の関西風とは見た感じがかなり異なる雰囲気の丼になっている。→小田原流「木の葉丼」
やはり、本物の「木の葉丼」は関東では食べることができないのだろうか。
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2009年度の順位戦で、「木の葉丼」を注文しているのは淡路仁茂九段と安用寺孝功六段。
将棋棋士の食事とおやつによると、「木の葉丼」で淡路九段は0勝4敗、安用寺六段は1勝2敗。
「木の葉丼」は2009年度順位戦の2472食中7食なので、かなり少ない採用数となっている。
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「木の葉丼」の蒲鉾は普通の蒲鉾(楕円筒形のものを水平に切った形の、板に乗ったもの)が使われている。
この蒲鉾を「笹かまぼこ」にしたら、「さつま揚げ」にしたら、「鳴門巻」にしたら、どのような感じになるのだろうと、想像は尽きない。
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意外と、蒲鉾の天ぷらというのが美味しい。
蒲鉾カツはまだ見たことがないが、ハムカツのような感じで結構いいかもしれない。
とは言いながら、私はあまり蒲鉾には興味がないほうだ。
居酒屋で「板わさ」を頼むことはほとんどない。
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渡辺竜王は第6局の飛騨高山対決、飛騨牛に関わるメニューを連採するものと思われる。
飛騨牛100%ハンバーグ、飛騨牛シチュー、ビーフカレー、飛騨牛入り自家製ミートソースなどが用意されている。すき焼きもあるかもしれない。
第6局は、渡辺竜王が飛騨牛にどれほどのこだわりを見せるか、が見所の一つになるだろう。
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バトルロイヤル風間さんの未発表似顔絵その4は、『図案化』。
昨年の将棋寄席で公開された渡辺明竜王の変形似顔絵のひとつ。
その4は、アバンギャルドな雰囲気が漂う。