昨日の産経新聞に、佐藤康光九段による梅田望夫さん著『どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?』の書評が掲載された。
→【書評】『どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?』梅田望夫著
最後の部分で、バトルロイヤル風間さんの4コマ漫画について触れられている。
さて、“どう羽生?”の理由だが、私は読みながら永年、将棋4コマ漫画を描かれているバトルロイヤル風間さんの作品を思い出した。15年くらい前だが表題のような問いかけに対し、「勝負は紙一重」の羽生さんが一枚のずいぶん分厚い紙を持って去っていく。今その一枚はかなり薄くなったのか、さらに分厚くなっているのか。トップ棋士たちの競争がますます激化していく中、著者の見解をじっくりとお読みいただきたい。渾身(こんしん)の羽生善治論である。
早速、バトルさんに電話で確認してみた。
「えっ、そのようなことを佐藤康光九段が書いてくれたの!?。でも、そのネタ忘れてる。そんなこと描いたんだ。でも……僕ならいかにも考えそうなネタだな」。
バトルさんはipadを手に入れたらしい。twitterデビューも間近い。
どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?―現代将棋と進化の物語 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2010-11-25 |
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将棋ペンクラブ公式ブログに、湯川恵子さんの「名人の牌」が掲載された。
大山康晴十五世名人との麻雀に端を発する思い出。
大山名人の人柄や雰囲気が活き活きと伝わってくる掌編。とても面白い。
→名人の牌