振り飛車の女

将棋マガジン1993年2月号、グラビアより。

将棋がテレビドラマになった!

 オヤ? 何のタイトル戦? 清水市代女流王将と斎田晴子女流二段の対局ですが、よく見るとテレビでおなじみの顔がズラリ。これはテレビ朝日系で放映されている「さすらい刑事旅情編Ⅴ」の撮影現場なのです。

 今回は「山形新幹線・殺意の名将戦振り飛車の女」という副題がついているように、将棋界にからんだ話。清水さん、斎田さんが女流棋士役で登場する他、小林健二八段も立会いで出てきます。

 将棋ファン必見のこの番組は、1月6日(水)午後9時から放映されます。

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〔ページ上の写真のコメント〕

出演者が勢揃いし、左から河合奈保子さん、三浦洋一さん、二人おいて宇津井健さん、蟹江敬三さん、植草克秀さん

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撮影は、名人戦などが行われる天童ホテルで行われている。

ちなみに、1月6日放映予定であったこの回は、皇太子ご婚約発表報道のため、2週間後にずれたという。

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細かいあらすじは分からないが、2つの変死事件があって、その殺された被害者が2人とも「将棋の飛車の駒」を所持していた、というところから話が始まるようだ。

それにしても、「山形新幹線・殺意の名将戦振り飛車の女」というタイトルがすごい。

事件に関係するであろう”振り飛車の女”が、どうして振り飛車でなくてはならないのか、振り飛車である必然性はあったのか、という疑問も起きてくる。

たしかに、”居飛車の女”では、堅い感じがして、事件に関係しそうなイメージではないが・・・

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それぞれ、どのように雰囲気が変わるか確かめてみたい。

山形新幹線・殺意の名将戦振り飛車の女

山形新幹線・殺意の名将戦居飛車の女

山形新幹線・殺意の名将戦矢倉の女

山形新幹線・殺意の名将戦腰掛銀の女

山形新幹線・殺意の名将戦飛車先交換型腰掛銀の女

山形新幹線・殺意の名将戦棒銀の女

山形新幹線・殺意の名将戦相掛かりの女

山形新幹線・殺意の名将戦横歩取りの女

山形新幹線・殺意の名将戦タテ歩取りの女

山形新幹線・殺意の名将戦中飛車の女

山形新幹線・殺意の名将戦四間飛車の女

山形新幹線・殺意の名将戦三間飛車の女

山形新幹線・殺意の名将戦向飛車の女

山形新幹線・殺意の名将戦右玉の女

山形新幹線・殺意の名将戦穴熊の女

山形新幹線・殺意の名将戦超速の女

  

たしかに、”振り飛車の女”が一番しっくりとくる。