羽生善治六冠(当時)の公文式CM

将棋マガジン1995年2月号、萩山徹編集長の編集後記より。

羽生六冠王の「やっててよかった」というセリフが流れる、公文式のテレビCMの撮影を見学しました。グラビアで紹介した新作バージョンです。

 ヘアースタイルを整えて出てきた羽生六冠を見て、将棋関係者はいっせいにアレッという顔。何かが違うと思ったら、髪が七三にきれいに分けられていたのです。

ギャラリー「いつもと違和感がありますね」

羽生「こんなになっちゃいました」

係の人「いつも髪は分けてないんですか?」

羽生「分けているつもりなんですけど(笑)」

というやり取りがあって、結局おなじみのヘアースタイルに戻ったのでした。

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将棋マガジン1995年6月号、羽生善治六冠の「今月のハブの眼」より。

 先日、地方へ行く仕事があり、飛行機に乗るために羽田へ行きました。

 搭乗手続きを済ませ、ロビーで搭乗案内を待っていると、小学生低学年の子供が近づいて来て、「もしかして公文の人?」

 とたずねられたので、

「そうだよ、でも僕の名前知ってる?」

 と答えたところ、あっさり、

「知らない」

 と言われ、思わず笑ってしまいました。

 将棋をまったく知らない人にとっては自分のことは単に公文のお兄さんになっているのかと思うと、何だかとてもおかしかったのです。

 子供というのは何でも正直に話すので、一緒にいて面白いものです。

(以下略)

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子供は物事をダイレクトに考える傾向があるので、羽生六冠(当時)を見て公文の人と言うのは、ごく自然なことだったと思う。

私は小学校に入る前まで、「君が代」のことを相撲の歌だとばかり思っていた。

千秋楽のたびに聞いていたので、絶対に相撲の人が考えた歌なんだと。

 

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