今日の午後9時からのテレビ朝日系ドラマ「相棒 第8話:棋風」は、将棋界が舞台となる。
公式ページのあらすじと日本将棋連盟が紹介するあらすじが微妙に変化していて面白い。
〔公式ページのあらすじ〕
時田名人(竹財輝之助)と将棋ソフトとの将棋電脳戦が実現した! 世紀の対局を前に、将棋ソフトの開発者で人工知能研究者の安西(木下政治)が、研究室で遺体となって発見されてしまう。切れた蛍光灯を取り換えようとしたときに転落しての事故死と思われたが、右京(水谷豊)は現場で不審な点を発見し…。
将棋連盟会長・曾根崎(園田裕久)は、時田名人がコンピューターに負けてしまうのではないかと恐れていたとして容疑者として浮上。が、曾根崎は新聞社主催のパーティーに出席していたと写真を見せ、伊丹(川原和久)らにアリバイを主張するのだが…
右京と享(成宮寛貴)の捜査で事件は思わぬ方向へと展開していく…。
〔日本将棋連盟ホームページで紹介されているあらすじ〕
ついに将棋界の名人と将棋ソフトとの将棋電脳戦が実現する!
世紀の対局を前に、将棋ソフトの開発者が、研究室で遺体となって発見される。
事故死と思われたが、右京(水谷豊)が現場で不審な点を発見し殺人事件であることが判明。
コンピューターに敗れることを恐れていたとして将棋連盟会長、名人が容疑者として浮上するが……。
右京と享(成宮寛貴)の捜査で驚くべき過去が明らかになっていくと同時に、将棋電脳戦はいよいよ決戦の日を迎える――。
果たして勝つのは、人類の頭脳か、コンピューターの人工知能か!?
あらすじ→相棒 Eleven 公式ページ
あらすじ→日本将棋連盟ホームページ
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ゲストは、高野志穂 竹財輝之助 園田裕久 木下政治。
高野志穂さんの役は書かれていないが、予告動画を見ると、将棋ソフトを開発している研究者のようだ。
高野志穂さんは、1979年生まれのAB型。
両親の仕事上の関係から、幼少時よりバーレーン、シンガポール、イギリスなどに滞在。
2002年に、NHKの連続テレビ小説「さくら」で主人公を演じている。
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時田名人役の竹財輝之助さんは、1980年生まれのO型で熊本県出身。
2004年、『仮面ライダー剣(ブレイド)』の白井虎太郎役でデビュー。
富士フイルム「FinePix F70EXR」(2009年)などのCMにも出演している。
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曽根崎将棋連盟会長役の園田裕久さんは、1973年生まれのO型で大分県出身。
暴れん坊将軍、水戸黄門など時代劇の出演が多い。また、松竹映画「釣りバカ日誌」シリーズでは、草森秘書室長役を演じている。
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脚本は金井寛さん。
「奇跡体験!アンビリバボー」、「逃亡者おりん2」、「ママはニューハーフ」、「ウォーキン☆バタフライ」、「国産ひな娘」、「クラッカー・侵入者」などの脚本を手がけている。
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相棒の主人公、水谷豊さんも将棋界とは縁がある。
2011年6月に行われた第60期王将就位式では、久保利明王将(当時)のもとに、水谷豊さんから祝電が届いたのだ。
王将戦を主催しているスポニチによると、次のような文面だった。
「獲ることに価値があり、護ることにさらに価値があり。素晴らしいご活躍、心からうれしく思っております」
久保利明九段と水谷豊さんは、映画「相棒」の予告編で対談した縁だった
→ 久保利明王将・棋王3冠へ意欲!水谷豊からも祝電!(スポニチ)
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また、水谷豊さんも将棋を指すこともあるようだ。
下のYoutubeの映像(「水谷豊 地井武男 ちい散歩」)の2分8秒の場面で将棋の話が一瞬出てくる。
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ところで電脳戦。
現実の、プロ棋士対コンピュータソフトの棋戦は「電王戦」だ。
ドラマでは”電王”を”電脳”に置き換えたわけだが、テレビ朝日系で”電王”というと思い出すのが、「特命係長 只野仁」の勤務先の広告会社『電王堂』。
それはさておき、9時からの放送を楽しみにしたい。