近代将棋1999年11月号、巻頭グラビア「18歳。最年少棋士の大きな夢 山崎隆之四段」より、山崎隆之四段Q&A。
Q 将棋を覚えたのは?
A 5歳のとき、父から駒の動かし方を教わりました。
Q 初めて道場に行ったのは?
A 小学1年生のとき、広島将棋センターに行きました。
Q 奨励会時代を振り返って、すんなり四段に上がれたと思いますか?
A 奨励会に入会した当時は3年で抜ける予定でした。それを考えると(5年7ヵ月は)順調ではありません。
Q C2順位戦を戦った印象は?
A 前記は早々に昇級争いから脱落してしまいました。今季は最後まで頑張ります。
Q どんな研究をしていますか?
A 関西将棋会館で奨励会員をつかまえて実戦です。
Q 休日の過ごし方は?
A 将棋関係の友達を誘って食事。
Q 古今を問わず対局してみたい棋士は?
A 棋士全員。
Q 座右の銘は?
A 宝くじは買わなきゃ当たらない。
Q 当面の目標はなんですか?
A 一局一局自分の力を出しきるようにしたい。
Q 趣味は?
A サッカー(ポジション=FW)
Q 好きな食べ物は?
A フルーツ。
Q 今やってみたいことは?
A スキューバダイビング
Q 今一番欲しいものは?
A 中型バイク
Q 女性に人気がありますがその点は?
A それが本当だったら嬉しい。
Q 好きな女性のタイプ?
A きれいよりもかわいい人。
Q 目下のところ恋人は?
A いない。
Q 将棋上達法を一つあげてください。
A 将棋友達(ライバル)を作る。
Q 近将読者にひとこと・・・
A 将来タイトル戦に登場したとき、相手が人気棋士でもぼくの方を応援して下さい。それと今月号を大事にして下さい。
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「宝くじは買わなきゃ当たらない」というのは、私も社会人になって間もなくの頃に聞いて、なるほどと思った言葉だ。
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私が当たった宝くじで最も高額だったのは5,000円。
スピードくじだった。
「おっ、5,000円なんて生まれて初めて。今日は宝くじ運が絶頂なのかもしれない。今がチャンスだ。ここは一気呵成に」
と思って、当たり券を持って宝くじ売り場に。
そして、換金するやいなや5,000円を再投資して5,000円分のスピードくじを購入。
しかし、戦果は・・・
200円当たって200円全額再投資して宝くじを買おうと思う人はいない。
1億円当たって1億円全額再投資して宝くじを買おうと思う人はいない。
5,000円という中途半端な金額がいけなかったのだ・・・
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山崎隆之四段(当時)の奨励会員をつかまえての実戦。
関西若手四天王の、豊島将之七段は1999年、糸谷哲郎六段は1998年、稲葉陽六段は2000年、村田顕弘五段は1999年に奨励会に入会しているので、皆、山崎隆之七段に鍛えられたことになる。
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今日は3年ぶりの森一門祝賀会が大阪のホテル阪神で行われる。
この会を楽しみにしているファンも多い。
本当に楽しい、いい会なんだろうなといつも思う。