2013年を振り返る(多く読まれた記事編)

2013年、トップページ以外で多く読まれた記事TOP30。

1位 村山聖八段(当時)の急逝が将棋連盟に伝えられた日

2位 渡辺竜王と藤井九段が驚いた、驚異の羽生マジック

3位 1997年、郷田真隆六段

4位 羽生善治名人が語る藤井システム

5位 棋士と顔が似ている有名人集大成(女流棋士編)

6位 林葉直子女流名人(当時)「私の愛する棋士達 先崎学五段の巻」

7位 森内俊之名人とカツカレーを考察する

8位 「佐藤康光という男」

9位 「恋の藤井システム」

10位 羽生善治前竜王(当時)の、夜と朝の間に

11位 1998年8月11日の羽生善治名人

12位 藤井猛竜王(当時)「そりゃあ三浦君が出てきたら、勝敗はともかくそういう意味ではイヤですけど」

13位 棋士と顔が似ている有名人集大成(タイトルホルダー・A級編)

14位 永井英明さん逝去

15位 点のある・ない論争

16位 羽生善治竜王(当時)「好みのタイプなんてお聞きしていいですか」

17位 村山聖六段(当時)「知らないんですか、羽生先生の将棋を」

18位 三浦弘行八段の思いやり

19位 「封じ手事件」の真相

20位 志村けんさんと故・米長邦雄永世棋聖の対談

21位 藤井猛四段(当時)「一人将棋でつかんだ将棋観」

22位 藤井猛竜王(当時)「どうせわかんないから、無責任になんでも喋れる」

23位 森内俊之八段-伊奈めぐみさん戦

24位 この5年間で多く読まれた記事TOP30と検索キーワードTOP30

25位 関係者が顔面蒼白になった対局場

26位 『塚田泰明のティー・ブレイク』

27位 羽生名人を育んだ八王子将棋クラブ

28位 南の島事件

29位 中原誠十六世名人「え。誰でもやっているでしょう。こういうのは・・・」

30位 電王戦雑感

—–

それでは皆様、よいお年を。

第25回将棋ペンクラブ大賞贈呈式の一日(後編)

22:35

二次会に出ていた、昨年の将棋文化検定2級で1位の成績をとったGさん、将棋ペンクラブ会報で贈呈式のレポートを書くことになるOさん(→Oさんのブログ)と新宿の「あり」へ向かう。

22:50

「あり」では、後藤元気さん、「将棋棋士の名言100」の編集担当だった川上さん、銀杏記者こと君島俊介さんたちが飲んでいた。

文藝春秋の今泉さんもカウンダーで飲んでいた。

少しして、贈呈式に出席していた講談社の矢吹さん、山岸さんが来店。

将棋世界2003年7月号、先崎学八段の「駒落ちのはなし」より。

Round4 下手 今泉亭詰吉

 次のチャレンジャーは、当日のアル中予備軍の集団の中にあって最もアル中に近いという今泉亭詰吉氏(24レーティング1812点)であった。「いやぁ、こないだ大崎さん(いわずと知れた元本誌編集長。作家。高橋和さんをさらって世間をアッと言わせた。アル中)と朝8時まで飲んじゃいましてねえ」などと平気で言う人である。

 氏は大の落語好きにして詰将棋マニアである。シブイ趣味である。これでアル中じゃなければ風流人なのだが、惜しむらくはアル中なのである。

 今泉亭詰吉氏は、文藝春秋から私が出した名著(誰もいってくれないから自分でいうのである)『浮いたり沈んだり』の担当編集者である。

 小学生の頃から強豪として大会に出ていたらしく、羽生、森内、そして私などとも大会で顔を合わせているのが自慢なのだ。

 月日は流れ、あれからはや20年。片や文藝春秋の編集者、そして片や将棋指し。そのふたりが本を作るのだからおもしろいものである。

 「いやぁ最近将棋指してませんし、四枚落ちの下手なんて生まれてこのかた記憶にないです」

 ことばだけ聞くと謙遜しているようだが、今泉亭詰吉の声は地声がデカく、とても自信なさそうには見えない。将棋も自信満々二歩突切り定跡でビシビシ指してくる。

(中略)

 前半で大差がついてしまったものの、今泉亭詰吉氏の追い込みはさすがであった。これに懲りずに、次の本の時もよろしくお願いします。

Round5 下手 山岸金曜日

 5人目は山岸金曜日氏(24レーティング1723点)。金曜日というのは妙な名前だが、講談社から出している雑誌の日本語読みである。氏はそこの机であるらしい。机といっても椅子はない。金曜日の机(デスク)なのである。金曜日というのは、あらゆる芸能人、政治家、スポーツ選手から蛇蝎のように嫌われている雑誌で、そこの机である氏はというと、すべての有名人の方に嫌われる存在なのである。最近は『島ノート』を売りまくって鼻高々で「俺はこれから将棋の本を作って生きる」と口癖のようにいっているが、その夢が現実となった日には、永田町と東京ドームのベンチ裏では拍手がおきるであろう。

 もっとも本人は意外な好人物で、金曜日の机という肩書からは信じられないくらい、誰にでも愛される人である。ただしアル中である。それとなぜか中井広恵さんの大ファンなのである。本人曰く「世の中のどんな女性よりも美しい。中井さんのためなら人生捧げます」。単なるファンというなら分かるが、ここまでいわれると、金曜日のカラーグラビア写真の見過ぎの反動としか思えない。

 さて、アル中去ってまたアル中である。

 アル中とは飲んだ方が頭が冴えるヒトなのである。私は飲ませ作戦が失敗したことに気がついた。

(中略)

 飛車を縦横に使う、見事な勝利であった。氏には、すべての有名人のためにも、ますます仕事よりも将棋に打ち込まれることを願ってやまない。

(中略)

Round7 下手 ジャックダニエル矢吹

 神の登場に場内はどよめく。

 「おお神だ」 「神が来た」

 神は成績表を一瞥して「なんだ山岸、お前ホントに勝ったのか。今泉、だらしないな」と威厳ある声で周りの人間にことばをかける。

 ジャックダニエル矢吹。講談社の彼は、よく分からないがそこそこ偉い人で、名著(2冊ともエライ賞を取ったらしいからこういうのである)『聖の青春』『将棋の子』の担当編集者でもある。村山聖という人間がいなかったらもちろん『聖の青春』はなかった。大崎善生という人間がいなくてもなかった。しかし、このジャックダニエル矢吹氏がいなくてもあの本は世に出なかったのである。そんなスゴイ人なのだが、なぜか社内では最近ダニエル矢吹と呼ばれているらしい。どこからどう見ても日本男子の氏がなんでダニエルなのかさっぱり分からないが、酒呑みである氏にとって、ダニエルといえば、やはりジャックダニエルではないだろうか、ということなのである。

 ジャックダニエル矢吹氏がなぜ四枚落ちの神様なのか。それはひとえに氏のプロとの対戦数の多さからくる。

(中略)

 局後ジャックダニエル矢吹氏は「分かっていたんだけどなあ、なんで銀、上がっちゃったんだろうなあ」とボヤイた。

 酒、である。恐るべきは酒のなせる技であった。神の名を持つ氏にしても、酒には勝てなかったのだ。私の、皆に飲ませてベロベロにさせて勝つというシブイ秘策は、こうして、外で飲んで来た氏をやっつけることで、思わぬ成功を果たしたのであった。

 以下はボロボロになってしまったので、神様を汚す棋譜は載せずにおく。局後もさらに酔っ払いながら、ジャックダニエル矢吹氏は熱く四枚落ちを語るのであった。今、日本で一番四枚落ちに熱い男は、こうしてアルコールの海に沈没した。

23:00

今泉さん、山岸さん、矢吹さんとも、「あり」の初代ママの頃から常連だ。

今泉さんには、一昨年の将棋ペンクラブ大賞贈呈式に出席いただいている。

矢吹さんは、子供将棋教室を主宰している。

山岸さんは、将棋ペンクラブ大賞を過去2回受賞しており、最近では前記NHK杯戦決勝の観戦記、現代ビジネスで「人間対コンピュータ将棋」頂上決戦の真実を書いている。

あれは2005年のこと。その年の将棋ペンクラブ大賞一般部門の大賞が中井広恵女流六段の『鏡花水月』、佳作(現在の優秀賞)が山岸さんの『盤上のトリビア』だった。贈呈式の壇上では、同じ一般部門なので、山岸さんは中井広恵女流六段の隣、写真も隣で写ることになる。山岸さんは後に、「賞を受賞したこと以上に、中井女流六段の隣にいれたことが嬉しかった。い、いや、冗談ですけどね」と語っているが、どうも冗談だけでもないような感じがした。

23:50

矢吹さん、山岸さん、今泉さんはカウンター、後藤さんたちはボックス席、私達は後藤さんたちの前のカウンターに座っていたが、山岸さんが、後藤さんに飛車落ちで挑戦を申し出た。

後藤さんは元・奨励会。快く挑戦を受けた。

どうやら山岸さんは飛車落ち下手で独創的な戦法を編み出したようで、それを試してみたいということだった。

私達も観戦した。

私も酔っ払っていたので詳細は忘れてしまったが、山岸さんの新戦法はユニークかつ説得力のあるもので、1局目は敗れたものの、2局目は勝ったと記憶している。

24:10

終電がなくなるということでOさんが先に帰る。

後で聞くと、東京駅から先の電車が終電で呆然としたとのこと。

24:50

後藤-山岸戦は3局目の最中。

私も2日後までにやらなければならないことがあったので、名残惜しいが帰ることにした。

Gさんも一緒。

終電に間に合うかどうか微妙な時間だったが、やはり終電には微妙に間に合わなかった。

タクシーに乗りながら、後藤さんと山岸さんの対局は何局目まで続くのだろうと思った。

      

     

第25回将棋ペンクラブ大賞贈呈式の一日(前編)

9月20日に第25回将棋ペンクラブ大賞贈呈式が開催されました。

例年なら贈呈式の1~2日後にその模様をブログでお伝えするところなのですが、今年は贈呈式の2日後中までにやるべきことがあって、その後もタイミングが合わず、延び延びになってしまい、あっという間に年末に・・・

ということで、第25回将棋ペンクラブ大賞贈呈式の日の日記です。

(時刻についてはかなり誤差があると思います)

—–

16:50 

会場に到着。事務局を担当しているアカシヤ書店の星野さんが既に準備を始めていた。

17:00

幹事が続々と到着。

18:00

受賞者の方々も続々と到着。

指導対局担当の鈴木環那女流二段、渡部愛女流3級(当時)も到着。

18:10

アマ強豪で穴熊王の美馬和夫さんが来場。隣にはなんと石田和雄九段が。

観戦記部門大賞を受賞した一番弟子の勝又清和六段のお祝いに駆けつけていただいたのだ。

18:30

贈呈式が始まる。

18:35

はじめに最終選考委員の所司和晴七段から審査員講評。

18:40

木村晋介将棋ペンクラブ会長から受賞者へ賞状と賞金と副賞が手渡される。

受賞者や作品への思いを伝えながら賞状を授与する方式が木村流。

18:55

受賞者からのあいさつ。

観戦記部門大賞の勝又清和六段からは、小学生の頃は作文が苦手だったこと、これからも”読む将棋ファン”を増やしていきたいことなどの話があった。

観戦記部門大賞の湯川恵子さんからは、女流棋戦の観戦記が大賞を受賞したことの喜びが語られた。

文芸部門大賞の島朗九段からは、受賞作である「島研ノート 心の鍛え方」を献本をした堀口弘治七段から「家族に誇りを持って見せられる本」というメールが届いたエピソードなどが話された。

文芸部門優秀賞の後藤元気さんからは、受賞作「将棋棋士の名言100」を執筆するに至った不思議な縁についてなど。本来は後藤さんが担当する予定ではなく急遽書くことになったNHK杯戦の観戦記を読んで感銘を受けた編集者が、後藤さんに出版の話を持ちかけた。偶然がいくつも重なって生まれた作品だ。

技術部門大賞の上野裕和五段からは、受賞作「将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編」を出版する前の昨年の将棋ペンクラブ大賞贈呈式でのあいさつで、「来年は大賞をとる」と宣言したこと、そしてその通りになった喜びが語られた。

技術部門優秀賞の阿部健治郎五段は新人王戦準決勝の対局のため、編集を担当したマイナビの島田修二さんが代理で出席。島田さんからは、校了後、結論が変わって書き直しがあったことなどの編集者ならではの苦労話があった。

19:20

パーティーが始まる。

乾杯の音頭は石田和雄九段。

「今日は美馬さんに、勝又君が受賞した将棋ペンクラブ大賞の贈呈式がありますよと言われて、急遽こちらへ来ることとなりました。牛に引かれて善光寺参りという言葉がありますが、今日の私は、美馬さんだから、馬に引かれて将棋ペンクラブ大賞贈呈式ということになります」で始まったあいさつ。名物のボヤキこそ出なかったものの、石田節を十二分に堪能することができて会場の皆さんも大喜び。

19:40

女流棋士による指導対局が始まる。

鈴木環那女流二段、渡部愛女流3級それぞれ三面指し。

あっという間に6席が埋まり、終了の時刻まで満席が続いた。

19:50

来場の、神谷広志七段、窪田義行六段、北尾まどか女流二段からあいさつ。

早い時間には飯塚祐紀七段も来場されていた。  

20:30

中締め。今年は60名以上の方にお越しいただき非常に賑やかな会となった。

ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

20:45

近くの居酒屋で二次会。総勢で25~30人

勝又六段、窪田六段、上野五段も参戦。

いろいろと楽しく飲む。

窪田六段、幹事の鷲北さんとテレビの話になった。

窪田六段は、『半沢直樹』は欠かさず見ているが『あまちゃん』は一度も見たことがないという。

鷲北さんは逆に、『あまちゃん』は一日に一度以上見ているが『半沢直樹』は一度も見たことがないらしい。

私は両方欠かさずに見ているが、見始めたのが『あまちゃん』が6月から、『半沢直樹』が8月からなので、面積としては二人と変わらない。

22:30

二次会が終わる。

22:35

二次会に出ていた、昨年の将棋文化検定2級で1位の成績をとったGさん、将棋ペンクラブ会報で贈呈式のレポートを書くことになるOさん(→Oさんのブログ)と新宿の「あり」へ向かう。

(つづく)

     

2013年を振り返る(都道府県別アクセス数編)

この1年、ブログがアクセスされた地域の比率。

〔国別TOP10〕

1. Japan 97.75%   

2. United States 0.96%   

3. Hong Kong 0.16%   

4. United Kingdom 0.14%   

5. Germany 0.11%   

6. France 0.11%   

7. Australia 0.07%   

8. Thailand 0.06%   

9. Singapore 0.06%   

10. Taiwan 0.05%   

11. Malaysia 0.04%   

12. South Korea 0.03%   

13. Netherlands 0.02%   

14. Canada 0.02% 

〔都道府県別〕 ( )内は都道府県人口の順位

1. (1) 東京 35.57%
2. (3) 大阪 10.14%
3. (2) 神奈川 8.01%
4. (4) 愛知 4.32%
5. (5) 埼玉 4.07%
6. (6) 千葉 3.79%
7. (8) 北海道 3.32%
8. (7) 兵庫 2.58%
9. (9) 福岡 2.46%
10. (15) 宮城 2.05%
11. (13) 京都 2.03%
12. (10) 静岡 1.41%
13. (12) 広島 1.38%
14. (11) 茨城 1.13%
15. (16) 長野 1.01%
16. (21) 岡山 0.84%
17. (26) 滋賀 0.77%
18. (14) 新潟 0.76%
19. (17) 岐阜 0.76%
20. (37) 富山 0.67%
21. (30) 奈良 0.67%
22. (22) 三重 0.67%
23. (20) 福島 0.64%
24. (19) 群馬 0.64%
25. (28) 愛媛 0.63%
26. (23) 熊本 0.62%
27. (34) 石川 0.62%
28. (18) 栃木 0.58%
29. (38) 秋田 0.47%
30. (44) 徳島 0.46%
31. (39) 香川 0.44%
32. (25) 山口 0.43%
33. (24) 鹿児島 0.43%
34. (35) 山形 0.41%
35. (36) 宮崎 0.40%
36. 31 青森 0.38%
37. 33 大分 0.36%
38. 32 岩手 0.35%
39. 43 福井 0.35%
40. 41 山梨 0.34%
41. 45 高知 0.31%
42. 29 長崎 0.30%
43. 27 沖縄 0.27%
44. 47 鳥取 0.24%
45. 40 和歌山 0.21%
46. 47 島根 0.19%
47. 42 佐賀 0.17%

東京都の人口は日本の10.44%、神奈川県が7.13%、大阪府が6.96%なので、アクセスが東京集中型であることがわかる。

    

2013年を振り返る(ブラウザとOS編)

1月から12月までに、このブログを見にきていただいた方のブラウザ、OSの比率は以下の通りになる。( )内は昨年の比率

[ブラウザ]

1.Internet Explorer 39.18% (51.30%) 

2.Chrome 17.64%  (12.71%)    

3.Safari 16.51%  (12.57%)      

4.Android Browser 11.07%   (6.48%)      

5.Firefox 10.57%   (12.35%)      

6.Safari (in-app) 2.56%      

7.Opera 1.33%  (1.44%)      

実数ではInternet Explorerからのアクセスも増えているのだが、他のブラウザからの増加率の方が大きかった。 

[OS]

1.Windows 65.15%   (75.60%)       

2.iOS 15.22%  (9.39%)         

3.Android 12.48%   (6.72%)       

4.Macintosh 6.11%  (7.09%)         

5.Linux 0.65%  (0.73%)         

モバイル系OS の伸長が著しい。

〔デバイスカテゴリ別〕

1.デスクトップ 71.37%

2.モバイル 24.66%

3.タブレット 3.95%